組み込み向けMCUのポスト量子暗号

wolfSSLでは、Linux x86_64マシンとARM Cortex M4 チップ搭載のSTM32 NUCLEO-F446ZEボード間で鍵合意にKYBER_LEVEL1グループを使用してのTLS1.3接続に成功しました! 接続には一般的なUART TTL-USBケーブルを使いました。Linuxマシン側ではケーブルをUSBポートに接続し、ボード側はUARTピンヘッダーに接続しました。いず…… もっと読む

セキュア ブートとグリッチ攻撃

一般に、「グリッチ」とは、システムで発生する可能性のある一時的な障害のことであり、システムを短時間ですが正常に機能できなくする可能性があります。 適切に動作しているソフトウェアに一つのグリッチを発生させるだけで、それが結果としてシステムが実行を継続できなくなる可能性のあるほど壊滅的な結果も含めて 幾つもの結果をもたらすことが可能です。 グリッチ攻撃は複雑で実行に費用がかかりますが、セキュア…… もっと読む

ウェビナー「UDPをセキュアにするDTLSの最新バージョン1.3とは」

* 追記: 本ウェビナーは終了しました。アーカイブ配信をYoutubeのwolfSSLチャンネルでご覧いただけます。   wolfSSLが主催するウェビナー開催のご案内です。 UDPをセキュアにするDTLSの最新バージョン1.3とは 2022年6月29日(水) 14:00~14:45 小さなパケットを大量に、データの転送遅延少なく送ることが重要なアプリケーションで使われているUDP(U…… もっと読む

wolfSSL v5.3.0をリリースしました

wolfSSL 5.3.0をリリースし、当サイトのダウンロードページで公開しました。 このリリースにはいくつか新機能と修正を含んでいます。今回、脆弱性対応に該当する修正はありません。主なアップデートは次の通りです。 SPパフォーマンスに対するさまざまな強化と修正 wolfSSLのSP (single precision)ライブラリは、公開鍵アルゴリズムの最高のパフォーマンスを確保するための…… もっと読む

wolfCryptがFIPS140-3承認待ちリスト入り!

多くの作業を経て、wolfCrypt v5をCMVPに提出しましたが、ついにFIPS140-3承認のモジュールインプロセスリストに含まれるようになったことお知らせします。 これまでの140-2に比べて、テストには次のようなアルゴリズムを追加してきました:AES-OFBモード、TLSv1.2とTLSv1.3のKDF、拡張マスターシークレットとSSH KDF。RSA4096ビット鍵を使うテスト…… もっと読む

STM32+wolfBoot ビデオシリーズ

STマイクロエレクトロニクス社とのパートナーコラボレーションについてお話ししたいと思います。このコラボレーションは、セキュアブートローダーwolfBootと32ビットマイクロコントローラー・ファミリーSTM32に関する4部構成のビデオシリーズになります。 ビデオ1:STM32用のwolfBoot、パート1:概要https://www.youtube.com/watch?v=9R4Gl0qrzZ…… もっと読む

最終段階に入ったDTLS1.3

このブログではDTLSの最近の動きについて紹介します。DTLS1.3はIETFでの標準化作業が進み現在Draft43が公開前の最終段階に入っています。以下ではDTLSについて少し説明しDTLS1.3について掘り下げていきます。 DTLSとは DTLS(Datagram Transport Layer Security)プロトコルはUDPに代表されるパケットロス、順序性などが保証されていないとい…… もっと読む

ウェビナー「自動車のセキュリティについて、知りたいけど聞きにくいこと。」

wolfSSLが主催するウェビナー開催のご案内です。 自動車のセキュリティについて、知りたいけど聞きにくいこと。 2022年4月20日(水) 10:00~10:45   暗号ライブラリ、SSL/TLSについてお調べですか? - wolfSSLがご質問にお答えできるかもしれません。 組み込みシステム向けSSL/TLSライブラリのwolfSSLは、1,0…… もっと読む

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