レガシー数学ライブラリを廃止します
wolfSSLにおいてこれまで使用してきた従来の整数演算を処理するライブラリ(”ノーマル”とか”ヒープ”数学ライブラリと呼んできた)を廃止する予定にしています。今年末までにwolfSSL/wolfCryptライブラリから削除します。 現在、wolfSSL/wolfCryptライブラリには公開鍵暗号をサポートするために使用できる、次の3種の異なる数学ライブラリが含まれています: …… もっと読む
wolfSSLにおいてこれまで使用してきた従来の整数演算を処理するライブラリ(”ノーマル”とか”ヒープ”数学ライブラリと呼んできた)を廃止する予定にしています。今年末までにwolfSSL/wolfCryptライブラリから削除します。 現在、wolfSSL/wolfCryptライブラリには公開鍵暗号をサポートするために使用できる、次の3種の異なる数学ライブラリが含まれています: …… もっと読む
現代セキュリティの基盤となっている公開鍵暗号の処理には、通常コンピュータのマシン命令では直接取り扱えないような大きな整数の演算を高い性能で実現する必要があります。wolfSSLではそのために、開発の当初から独自に専用の数学(整数)ライブラリを開発、使用しています。現在、その第三世代というべき整数ライブラリ(SP-math:Single Precision Math)が活躍しています。この記事では、…… もっと読む
昨年、wolfSSLはDTLSv1.3を実際に機能する実装としてリリースした先陣となりました。今年も、その勢いを弱めることなく、いくつかの機能追加を行っていきます。 現在注力していることの一つは、接続IDのサポート向上です。この機能により、通信相手のIPアドレスが変更された場合でも、TLSセッションを維持できます。wolfSSLは接続IDを既にサポートしていますが、より使いやすくするよう取…… もっと読む