Boschのpq-wolfsslチームからポスト量子化に関する調査結果

Boschのpq-wolfssl開発チームは、優れた実験的なポスト量子統合を行いました。私たちは彼らの努力に拍手を送るとともに、彼らが論文で発表した興味深い点について要約し、ここで共有したいと思います。最初に彼らのシナリオについて、次に彼らの結論について書きます。 チームの目的は、ポスト量子署名方式の2段階の移行戦略の可能性を調査することでした。彼らのシナリオでは、最初は長期間有効なルート証…… もっと読む

ポスト量子暗号Falcon署名方式を追加しました

wolfSSLによるポスト量子KEMグループとハイブリッドグループのサポートをお知らせしておりましたが、今回は PQC NISTラウンド3の最終候補に残った署名方式FALCONのサポートをお知らせします。wolfSSLを使って「量子安全」なTLS1.3ハンドシェイクを試すことができるようになりました。 総じて言えば、全てのTLS 1.3接続にとって、認証と機密性が接続を保護する最重要な要素で…… もっと読む

wolfTPM v2.3 をリリースしました

wolfTPMv2.3のリリースを発表します。 このリリースには、PCRとGPIOのいくつかのマイナーな修正と機能追加が含まれています。 ビッグエンディアンプラットフォームを使用している方は、TISレイヤーでのバイトスワッピングの問題を解決するためにこのバージョンへの更新を検討することをお勧めします。 STM ST33またはNuvoton NPCT750 TPM2.0モジュールのをターゲットとして…… もっと読む

wolfSSLをLinuxカーネルにロードする

wolfSSLがプロトコルスタック全体をLinuxで初めてカーネルモジュールとしてロード可能にしたTLSライブラリであることをお知らせしてはや1年が経ちました。完全にカーネルに常駐し、カーネル内でTLS/DTLSのハンドシェークを行うエンドポイントとして機能します。その発表後もwolfSSLのLinuxカーネルモジュールとしてのサポートは飛躍的に成長しており、公開鍵暗号化アクセラレーション、FIP…… もっと読む