Cortex-M 向け wolfSSL チューニング:速度とコードサイズを両立するビルドオプション

Cortex-M 向けの wolfSSL ビルドは、デフォルトでは公開鍵演算にサイズ最小の実装を使用しますが、この実装は最も低速でもあります。設定を3点変更したところ、TLS 1.3 のフルハンドシェイクが 2800 ms から 262 ms へと10倍高速になり、同時にイメージサイズも小さくなりました。以下の数値はすべて NUCLEO-U385RG-Q(STM32U385、Cortex-M33…… もっと読む

wolfCrypt FIPS で OpenSSH、nginx、OpenVPN など9つのソフトウェアが FIPS 140-3 に対応

wolfCrypt FIPS は、セキュリティを重視するシステム向けの軽量な暗号モジュールです。今回、以下の9つのソフトウェアについて、wolfCrypt FIPS と組み合わせて FIPS 140-3 に対応しました。各ソフトウェアの利用環境を想定したテストを実施しました。 OpenSSH: SSH によるリモートアクセスと暗号化通信 OpenVPN: VPN によるリモートアクセスと…… もっと読む

DO-178 に向けて wolfCrypt の耐量子暗号のみを使用する方法

2027年1月1日以降、新たに調達される国家安全保障システム(NSS)はすべて、デフォルトで CNSA 2.0 に準拠している必要があります。さらに、ソフトウェアとファームウェアの署名には、2030年までに CNSA 2.0 のアルゴリズムのみを使用しなければなりません。軍用アビオニクスは NSS に該当します。準備はできていますか? しかも、機体は30〜50年にわたって運用されます。いま…… もっと読む

wolfCOSE v2.0.0 の新機能:HPKE、LMS 署名、カウンター署名、PSA アテステーション

wolfCOSE v2.0.0 では、次の4つの機能を追加しました。本記事では、それぞれの概要と対応するプルリクエストをまとめてご紹介します。 COSE HPKE 暗号化(PR #70) 耐量子 LMS 署名(PR #72) COSE カウンター署名(PR #74) PSA アテステーションと EAT(PR #75) v2.0.0 のその他の変更点については、w…… もっと読む

wolfMQTT ブローカー:永続化、保存データの暗号化、堅牢性の強化

wolfMQTT は10年にわたり、クライアントライブラリとしてのみ提供してきました。v2.0.0 では、新たに軽量な MQTT ブローカーを追加しました。クライアントと同じコードベース上に構築し、厳しいフットプリント要件と TLS スタックをそのまま引き継いでいます。直近の2回のリリースでは、プロセスを再起動しても状態を保持するために必要な中核機能を追加したほか、ネットワークに高い負荷がかかっ…… もっと読む

wolfSSL のコードサイズを削減する 10 の方法

wolfSSL は、商用の TLS / 暗号ライブラリの中でも最も小さい部類に入ります。最大の課題は、どの設定項目を選ぶかです。本記事では、特に効果の大きい 10 の設定項目を簡単に紹介します。 ビルドを設定する 2 つの方法 以下で紹介する定義やフラグは、次のどちらの方法でも指定できます。 Autoconf / configure(./configure):--enable…… もっと読む

wolfBoot と wolfHSM の Yocto レシピ

ローカルの wolfSSL ソースを使う wolfBoot レシピ meta-wolfssl Yocto レイヤーの wolfBoot レシピで、手元の wolfSSL ソースツリーから wolfCrypt をビルドできるようにしました。local.conf に WOLFBOOT_WOLFSSL_SRC = "/path/to/wolfssl" を設定すると、レシピが通常 lib/wolf…… もっと読む

wolfTrust のご紹介

wolfTrust は、wolfSSL が現在開発を進めている Arm Cortex-M 向けの Trusted Firmware プラットフォームで、wolfSSL のセキュリティスタック全体を 1 つのセキュアランタイムにまとめます。Arm Firmware Framework for M(FF-M)を実装し、PSA クライアントインターフェースのソースレベル互換性を確保しているため、Tru…… もっと読む

TLS 1.3 クライアントを 30.8 KB で実現:wolfSSL vs Mbed TLS

wolfSSL の新しい tinytls13 プロファイルと、条件をそろえた Mbed TLS のコードサイズを、Cortex-M33、x86_64、aarch64 で計測しました。 wolfSSL と Mbed TLS はいずれも組み込み向けの小さな TLS を目指していますが、同等のオプションで設定してビルドすると、サイズは同じにはなりません。新しい tinytls13 プロファイルは…… もっと読む

Posts navigation

1 2 3