wolfTPM 1.8.0をリリースしました

wolfTPM 1.8.0をリリースしました。こちらからダウンロードいただけます。

このリリースには、ザイリンクス社Zynq UltraScale+ MPSoCの新しいプラットフォームサポートとLinuxユーザー向けの新しいオペレーティング環境サポートを含んでいます。Nuvoton NPCT650とNationsTech Z32H330の2つのTPMモジュールでテストを実施しました。

Linuxでの新しいアプリケーションに必要な時間を短縮するために、Linux TISカーネルドライバー (“/dev/tpm#”)のサポートを追加しました。これにより、LinuxでwolfTPMを使用するアプリケーションがLinux TPMツールと共存できるようになります。また、追加のシステム構成を必要とせずに、ユーザーが既存のLinux TPMモジュールとLPCバスサポートを活用しやすくなります。

デフォルトのビルド動作では、HAL IOコールバックを介して“/dev/spidev#.#”を直接使用します。“/dev/tpm#”サポートを有効にするには、“./configure –enable-devtpm” ビルドオプションを使用します。

またこのリリースでは、TLSの暗号コールバックサポートに関するいくつかのビルドの問題も解決し、ECCプライマリストレージルートキーの使用例を追加しています。

さらに詳しい情報は弊社問い合わせ窓口 info@wolfssl.jp までご連絡ください。
原文: https://www.wolfssl.com/wolftpm-v1-8-release/