耐量子CAVP認証の取得
先日、Crypto4Aが米国CAVP(Cryptographic Algorithm Validation Program)認証を取得したことを発表しました。詳細はこちらでご覧いただけます。
要約すると、Crypto4Aは暗号鍵を保存、保護、管理するQASM暗号モジュールのハードウェア認証を取得しました。
特筆すべきは、彼らの認証にはLMS、ML-DSA、ML-KEM、SLH-DSA…… もっと読む
先日、Crypto4Aが米国CAVP(Cryptographic Algorithm Validation Program)認証を取得したことを発表しました。詳細はこちらでご覧いただけます。
要約すると、Crypto4Aは暗号鍵を保存、保護、管理するQASM暗号モジュールのハードウェア認証を取得しました。
特筆すべきは、彼らの認証にはLMS、ML-DSA、ML-KEM、SLH-DSA…… もっと読む
wolfSSLチームはwolfCLUへのXMSS(eXtended Merkle Signature Scheme)および XMSS^MT(Multi-Tree XMSS)ポスト量子暗号署名方式のサポートを発表いたします。この実装には鍵生成、署名、および検証機能が含まれています。 この機能にはステートフル秘密鍵のベストエフォートの状態管理が含まれていることにご注意ください。私たちは状態管理…… もっと読む
先日、NIST(米国国立標準技術研究所)は「ステートフルハッシュベース署名方式の推奨事項」と題した文書800-208を公開しました。 これらのアルゴリズムを使用した鍵生成と署名の方法について、ステートフルなワンタイム署名を使用する際に具体的に注意すべき点について解説しています。 「本文書の鍵生成および署名アルゴリズムの実装は、ハードウェア暗号モジュール内での使用に対してのみ検証され…… もっと読む
wolfSSHバージョン1.4.20をリリースしました。
新機能
DH Group 16 および HMAC-SHA2-512 をサポート
接続時に使用するアルゴリズムの選択肢が増え、相互運用性が高まります。
キーボードインタラクティブ認証
より汎用性の高い認証方法を使用できます。この実装はRFC 4256に準拠しています。
強化と修正
メモリ管理の…… もっと読む
wolfSSLは、パシフィコ横浜で開催される、人とくるまのテクノロジー展 2025 YOKOHAMAに出展いたします。 5/21からの3日間、展示ホールにて耐量子暗号ほか、最新のネットワークセキュリティについて説明いたします。wolfSSLのご使用を希望される方には、使用開始の準備も会場でご案内します。 日時: 2025年5月21日 (水)~22日 (木) 10:00 ~ 18:00、23日 (金…… もっと読む
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最近、CNSA(Commercial National Security Algorithm)2.0スイートが注目を集めていることから、これまでの経緯と、それ以前のさまざまなスイートとの違いについて整理します。 機密指定されていない情報を保護するための暗号アルゴリズムスイートをNSAが初めて発表したのは2005年で、Suite Bと呼ばれていました。その目的は、ベンダーが米国連邦政府向けの…… もっと読む
十分な量子耐性を有する暗号アルゴリズムへの移行はお済みでしょうか。
NISTは最近、IR 8547として知られる文書を公開しました。
「ポスト量子暗号標準への移行」と題されたこの文書では、ソフトウェアや通信インフラにおける暗号化コンポーネントの説明、そしてポスト量子暗号への移行に関する考慮事項を含め、量子コンピュータからの脅威について詳細な評価を提供しています。この文書はわずか20ペ…… もっと読む
量子コンピュータはもはや遠い夢ではなくなりました。技術の進歩により着実に現実のものとなっており、安全な通信の未来に課題をもたらしています。RSAやECCなどの従来の公開鍵暗号システムは量子攻撃に対して脆弱であり、特に自動車および産業分野において、長期的なセキュリティソリューションを計画している企業にとって、耐量子暗号(PQC)への移行は重要な検討事項となっています。
NISTの新基準により…… もっと読む
IPsec (インターネット プロトコル セキュリティ) と TLS (トランスポート層セキュリティ) はどちらも、デバイス間で転送中のデータを保護し、パブリックまたはプライベート インターネット上のネットワーク トラフィックを保護するために使用されます。どちらも暗号化、整合性チェック、相互認証、リプレイ保護、鍵交換などの暗号化メカニズムを備えています。ただし、これ…… もっと読む