wolfMQTT v1.19.0をリリースしました

wolfMQTTは軽量なMQTT(Message Queuing Telemetry Transport)実装として、効率と汎用性を追求し続けています。
wolfMQTT バージョン 1.19.0 のリリースでは、パフォーマンス、使いやすさ、統合機能を強化するいくつかの重要な機能を追加しました。

  1. ストレステストモジュールの強化

高度なストレステストモジュールの組み込みにより、wolfMQTTに厳格なテストシナリオを適用し、高負荷・悪条件下での復元力を確保できます。

  1. CIテストのためのシームレスなCMakeとの連携

wolfMQTTはCIテストのためにCMakeと連携し、様々なプラットフォームにおけるビルド及びテストプロセスを簡素化できるようになりました。

  1. Espressif ESP32及びAWS IoTのためのサンプルプログラム

EspressifのESP32プラットフォームとAWS IoTのための専用テンプレートをご用意しました。wolfMQTTをお客様のIoTプロジェクトで簡単にお使いいただけます。

  1. curlテストとの互換性強化

HTTPベースの通信にcurlを使用するシステムとスムーズに統合できるようになり、さまざまなツールやフレームワークのエコシステムとwolfMQTTの相互運用性がより強固になりました。

  1. Espressif CI、Zephyr CIとの最適化

Espressif CI、Zephyr CIを対象とした最適化を行うことで包括的なテストを行いやすくなり、wolfMQTTの互換性をさらに拡大しました。

リリース 1.19.0 はwolfSSL開発プロセス及びQAプロセスに沿って開発され、以下の品質基準を満たしています。
https://www.wolfssl.com/about/wolfssl-software-development-process-quality-assurance

機能追加及び修正の完全なリストは、以下の変更ログをご覧ください。
https://github.com/wolfSSL/wolfMQTT/blob/master/ChangeLog.md

最新のwolfMQTTリリースはこちらからダウンロードするか、GitHubリポジトリからも取得いただけます。

ご質問がございましたら、ぜひ info@wolfssl.jp までお問い合わせください。
原文:https://www.wolfssl.com/wolfmqtt-releases-v1-19-0