wolfSSL JSSE Provider and JNI Wrapper 1.11.0がダウンロード可能になりました!
wolfSSL JNI/JSSE は、ネイティブの wolfSSL SSL/TLS ライブラリを使用する簡単な方法を Java ベースのアプリケーションに提供します。軽装のJNI ラッパーは、JNI の直接呼び出しによるネイティブ wolfSSLの使用が可能です。または、JSSE ProviderであるwolfJSSEはJava セキュリティ プロバイダーとして登録し、Java セキュリティ API の下にシームレスに統合することもできます。wolfSSL JNI/JSSE は TLS 1.3 をサポートし、wolfCrypt FIPS 140-2 (および今後の 140-3) でも動作します。 リリース 1.11.0 には、次のようなバグ修正と新機能を含んでいます。
JNI と JSSE の変更点:
- システム プロパティのサポートを追加: keyStore、keyStoreType、keyStorePassword (PR 74)
- ネイティブ wolfSSL で利用可能な場合、安全な再ネゴシエーションのサポートを追加 (PR 75)
- dtls.c を含む新しい wolfSSL バージョンに対するコンパイルを修正 (PR 107)
- SSLEngine 実装の修正とクリーンアップ (PR 108)
- SSLEngine 同期の問題の修正 (PR 108)
- Android で使用する非標準の X509TrustManager.checkServerTrusted() を追加 (PR 109)
- RPM パッケージのサポートを追加 (PR 110)
- null ホストを許可するように SSLSocketFactory.createSocket() を修正(PR 111)
- 古い Java バージョンの SSLEngine.getHandshakeSession() の @Override を削除 (PR 114)
wolfSSL JSSE Provider and JNI Wrapper 1.11.0 は wolfSSL ダウンロード ページからダウンロード可能です。最新版の wolfSSL JNI/JSSE ユーザー マニュアルはこちらにございます。
リリースに関するご質問は、info@wolfssl.jp までお問い合わせください。
原文:https://www.wolfssl.com/wolfssl-jsse-provider-and-jni-wrapper-1-11-0-now-available/