wolfSSL、FIPS 140-3認証取得後初のメジャーアップデートを完了
wolfSSLは昨年7月にFIPS 140-3認証(証明書#4718)を取得し、この度その証明書の最初の更新を完了しました。 2025年5月16日、25の運用環境を包括するwolfSSL OEUP (Operating Environmentの追加) の提出がCMVPから承認されました。セキュリティポリシー Table 6 (p.9-11)に記載された、新たなTested Operatio…… もっと読む
wolfSSLは昨年7月にFIPS 140-3認証(証明書#4718)を取得し、この度その証明書の最初の更新を完了しました。 2025年5月16日、25の運用環境を包括するwolfSSL OEUP (Operating Environmentの追加) の提出がCMVPから承認されました。セキュリティポリシー Table 6 (p.9-11)に記載された、新たなTested Operatio…… もっと読む
先日、OpenSSL 3.5とwolfSSL 5.8.0の両方がリリースされました。x86_64 Linux PCでベンチマークを実行しましたので、結果をご紹介します。
注:このグラフでは、バーが長いほど性能がよいことを意味します。
ベンチマークデータは次のようにして得ることができます。
なお、出力は見やすくなるよう一部編集しています。
OpenSSL
構成・ビルド…… もっと読む
wolfSSLのμITRONサポートについては、以前から多くのお問い合わせをいただいています。wolfSSLのお客様でμITRONがこれほど多く使われているのは日本特有ですが、米国本社のwolfSSLでも日本のお客様のご要望にお答えできるよう、全てのwolfSSL社の製品でμITRONをサポートしています。 ITRONはRTOSの仕様定義なので、オープンソースのTOPPERS/ASPをはじ…… もっと読む
wolfSSLの販売パートナーの1社であるeSOL社主催のウェビナーで、弊社の古城隆がゲストスピーカーを務めます。
油断大敵。オフラインでも”安全”とは限らない、ソフトウェアアップデートの脅威と脆弱性を知る
~法規対応/ポスト量子暗号対応のセキュアアップデート実現のために検討すべきこと~
本ウェビナーでは、セキュアなソフトウェアアップデート機能が、車載機器・産業機器等の組…… もっと読む
wolfMQTT 1.20.0をリリースしました。
このリリースで、WebSocket をサポートしました。組み込みシステムや IoT アプリケーション向けに、軽量で安全かつ機能豊富な MQTT クライアント実装を提供するという、当社のコミットメントをさらに強化するものです。
wolfMQTT 1.20.0 の新機能
WebSocket サポート
このリリースで最…… もっと読む
wolfSSL 5.8.0をリリースしました。このリリースでは、いくつかの重要な新機能と改善を追加しています。主なアップデートは以下のとおりです。
新機能
OS/2 サポートや Open Watcom 1.9 との互換性など、Open Watcom 向けのビルドをサポートするためのさまざまな修正(PR 8505、8484)。
STM32H7S のサポートを追加(NUC…… もっと読む
カーネル内で暗号ライブラリwolfCryptを使用できるのか、よくご質問をいただきます。主に高速なネットワークやディスクI/Oを求められるユースケースのためです。
単刀直入にお答えすると、可能です。
カーネル内で暗号化操作を実行することには、パフォーマンスとセキュリティの利点があります。ユーザーモードアプリケーションやデーモンから、透過的に使用することもできます。
カーネルモー…… もっと読む
軽量SSHライブラリwolfSSHにて、TPM公開鍵認証をサポートしました。現時点ではRSA鍵に対応しています。
クライアント認証にTPM 2.0機能を活用することで、組み込みおよびIoTアプリケーションのセキュリティをさらに強化します。
概要
SSHクライアントにおける公開鍵操作時に、TPMベースのRSA処理を使用できます。TPMに対応していない環境とも容易に統合できます。
…… もっと読む
wolfSSLの暗号エンジンwolfCryptのPythonラッパーwolfCrypt Pythonは、耐量子暗号アルゴリズムであるML-KEMとML-DSAをサポートしています。 ML-KEM(Module Lattice-based Key Encapsulation Mechanism)APIは、3つのパラメータセット(512 / 768 / 1024)で耐量子鍵交換を提供します。<…… もっと読む
wolfCryptとGnuTLSを組み合わせて使用できるようになります。
従来のアプローチとは異なり、お客様のアプリケーションの書き換えを必要としません。wolfCryptは舞台裏からその動作を支えます。
GnuTLSにライブラリレベルでパッチを適用することにより、アプリケーションがそのコードを一行も変更することなく、wolfCryptの強力な暗号機能を使えるようになります。
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