最終段階に入ったDTLS1.3

このブログではDTLSの最近の動きについて紹介します。DTLS1.3はIETFでの標準化作業が進み現在Draft43が公開前の最終段階に入っています。以下ではDTLSについて少し説明しDTLS1.3について掘り下げていきます。 DTLSとは DTLS(Datagram Transport Layer Security)プロトコルはUDPに代表されるパケットロス、順序性などが保証されていないとい…… もっと読む

ウェビナー「自動車のセキュリティについて、知りたいけど聞きにくいこと。」

wolfSSLが主催するウェビナー開催のご案内です。 自動車のセキュリティについて、知りたいけど聞きにくいこと。 2022年4月20日(水) 10:00~10:45   暗号ライブラリ、SSL/TLSについてお調べですか? - wolfSSLがご質問にお答えできるかもしれません。 組み込みシステム向けSSL/TLSライブラリのwolfSSLは、1,0…… もっと読む

違いは何?HSM, TPM, セキュアエンクレーブ, セキュアエレメント

Hardware Security Module (HSM) ハードウェアセキュリティモジュール(HSM)は、デジタル鍵管理と鍵交換を保護し、デジタル署名、認証、およびその他の暗号化操作を実行する物理コンピューティングデバイスです。 これは、暗号化操作を実行するための「信頼できる」ネットワークコンピュータと考えることができます。 HSMは、次の理由で安全です: 十分にテストされ、ラボ…… もっと読む

wolfSSL v5.2.0をリリースしました

wolfSSL 5.2.0をリリースし、当サイトのダウンロードページで公開しました。 本リリースには、API拡張といくつかのアップデート、TLS v1.3実装の脆弱性に対する修正を含んでいます。SP Mathライブラリでは、X448およびEd448の高速化など、パフォーマンス改善を行いました。また廃止されたアルゴリズムを削除しました。AES-SIV、DTLS SRTP、およびSipHashの追加も…… もっと読む

ご存知でしたか?私たちのRTOS系のお客さまの約8割はITRON系です

wolfSSLはアメリカ生まれ。だから、日本発のRTOSへの対応が心配ですか? 世界のエンジニアから選ばれているwolfSSLは、LinuxやWindows、iOSやAndroidのようなPC用OS、スマホOSをはじめ、世界中のRTOSをサポートしています。 もちろんITRON, T-Kernel、TOPPERSのような日本発のRTOSでも多数の実績があります。 wolfSSLのプラ…… もっと読む

wolfSSLの航空宇宙向けソフトウェアのガイドラインDO-178 DAL Aサポート

wolfSSLは完全なRTCA DO-178C レベルA認定のサポートを追加しています。wolfSSLはコネクティッドアビオニクスアプリケーション向けの市販ソリューションとしてDO-178 wolfCryptを提供します。DO-178C レベルAへの準拠はwolfCrypt COTSO-178C認定キットリリースを通じてサポートの予定です。このキットは次に示す暗号化アルゴリズムの追跡可能なアーティ…… もっと読む

wolfSSLはNXP SE050をサポートしています

wolfSSLはNXPセミコンダクターズ社製SE050ハードウエアセキュリティチップをサポートしています。このチップは4096bitまでのRSA鍵、521bitまでの楕円曲線、ED25519とCurve25519をサポートした外付けI2C暗号化コプロセッサです。RSA鍵生成を高速化するKinetis LTCのサポートも拡張しています。 wolfSSLによるNXP製品のサポート NXPセミコンダクタ…… もっと読む

wolfSSL 5.1.1のポスト量子化暗号:FALCON

NISTのDustinMoodyがNISTPQCフォーラムに投稿したメッセージからの引用です。 「第3ラウンドはまもなく終了します。 NISTは、標準化するアルゴリズムの理論的根拠を説明する第3ラウンドレポートを積極的に作成しています。結果とレポートは3月末までに 発表できるといいなと思っています 。」Dustin Moody, Feb. 9, 2022 このメッセージによれば、あと1か月ほ…… もっと読む

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