wolfSSL 5.5.4 をリリースしました!

wolfSSLバージョン5.5.4をリリースします。このバージョンにはいくつかの機能追加、HAProxy向けにQUIC関連の変更、MAXQ ハードウエア向け移植、性能向上と拡張と障害修正が含まれています。今回の開発サイクルではRTOSのNuttXでwolfSSLを動作させるテストも実行しており、NuttX上でTLS/暗号処理が必要なプロジェクトでのご利用に準備ができています。この新バージョンでの…… もっと読む

user_settings.hを使いこなそう!

wolfSSLではビルドのコンフィギュレーションに使用できるようにuser_settings.hのサンプルを数多く用意しています。 Autotoolsを利用できないユーザー、カスタムIDEを使ってビルドしたいユーザー、またはヘッダーファイルでwolfSSLのビルドコンフィグレーションをトラックしたり管理したいユーザー向けにカスタムuser_settings.hの使用をお勧めしています。wo…… もっと読む

ECH(暗号化クライアントハロー)をサポート!

ECH (Encrypted Client Hello:暗号化されたクライアントハロー) は TLS 1.3 のドラフト拡張であり、クライアントが TLS ハンドシェイクで client_hello を暗号化して、通常の TLS ハンドシェイク中に平文で送信される機密メタデータの漏洩を防止できるようにします。 ECH は当初 ESNI (Encrypted Server Name Indicat…… もっと読む

DHE脆弱性(CVE 2022-40735)について考えよう

お客様から、CVE 2022-40735 (https://nvd.nist.gov/vuln/detail/CVE-2022-40735) について、また wolfSSL のユーザーとして脆弱性があるかどうかについてお問い合わせがありました。 端的に言うと、答えは「いいえ」です。とは言え、ご自身を危険にさらす場合がいくつかあるのも事実です。 CVEを詳しく掘り下げて、このような攻撃から身を守る…… もっと読む

Real World Crypto Symposium 2023

IACR(International Association for Cryptologic Research: 国際暗号学会)が主催するReal World Crypto Symposiumは、次回は東京で、 RWC2023として2023/3/27-29に開催されます。 wolfSSLはRWC2023を後援しています。   ご質問がおありでしたら、info@wolfssl.jp までご連絡…… もっと読む

wolfSSL JSSE Provider and JNI Wrapper 1.11.0をリリースしました

wolfSSL JSSE Provider and JNI Wrapper 1.11.0がダウンロード可能になりました! wolfSSL JNI/JSSE は、ネイティブの wolfSSL SSL/TLS ライブラリを使用する簡単な方法を Java ベースのアプリケーションに提供します。軽装のJNI ラッパーは、JNI の直接呼び出しによるネイティブ wolfSSLの使用が可能です。または、JSS…… もっと読む

wolfBoot:セキュアブートの汎用フレームワーク

wolfBoot は、あらゆる種類の組み込みシステム向けのユニバーサルなセキュア ブートローダーです。 当初は 32 ビット マイクロコントローラを対象にしていましたが、今やさまざまなシステムやアーキテクチャにセキュアなブート ソリューションを実装するための完全なフレームワークへと成長しました。 これは主に wolfBoot の持つモジュール性と柔軟性によるものであり、これにより…… もっと読む

DTLS1.3ベンチマーク

wolfSSL は新しい DTLS 1.3 プロトコルをサポートしています。このプロトコルの詳細については、「DTLS 1.3 の新機能」を、また使い方については「 DTLS 1.3 のサンプルプログラム」を参照してください。この投稿では、DTLS 1.2 と 1.3 の間でベンチマークをいくつか比較します。両者の最大の差は、ラウンドトリップの減少とアクノリッジ(一種のACKメッセージ)の使用で…… もっと読む

DTLS1.3のサンプルプログラムを追加しました

wolfSSL は新しい DTLS 1.3 プロトコルをサポートしています。 このプロトコルの詳細については、「DTLS 1.3 の新機能」を参照してください。 wolfSSL で DTLS 1.3 を使用するのは、DTLS 1.2 と同じくらい簡単です。 クライアント側実装では、既存の wolfDTLSv1_2_client_method() 呼び出しを wolfDTLSv1_3_client…… もっと読む

DTLS1.3の新機能

DTLS 1.3 仕様は、本 2022 年 4 月に RFC 9147 として公開されました。DTLS プロトコルのセキュリティと効率を高めるために、多くの改善と追加が行われています。 wolfSSL では、新しい仕様をいち早く採用したいと考えているため、DTLS 1.3 の初期サポートを6 月に統合し、wolfSSL リリース 5.4.0 に登場させました。 このブログ投稿では、RFC 914…… もっと読む

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