wolfSSL 5.8.4をリリースしました

wolfSSL 5.8.4では、GPLv3例外リストの追加を含むいくつかの更新を行いました。これにより、wolfSSLにリンクする特定のGPLv3ライセンスコードベースは、引き続きGPLv2の下でwolfSSLを利用できます。 現在の GPLv3 例外対象ソフトウェアリスト MariaDBサーバ MariaDBクライアントライブラリ   OpenVPN-NL   …… もっと読む

TLS1.3のML-KEMハイブリッドにおけるコードポイントの後方互換性

wolfSSLでは、TLS 1.3における耐量子暗号の後方互換性に関する重要なプルリクエストをマージしました。この改善はML-KEM (Module-Lattice-Based Key Encapsulation Mechanism)に割り当てられるコードポイントに焦点を当てており、バージョン5.8.0のリリースの境界を越えたwolfSSLバージョン間でのシームレスな相互運用性を確保しています。…… もっと読む

LMS秘密鍵におけるクリプトアジリティ

wolfSSLはLMS (Leighton-Micali Signature)実装を強化し、新たにオプションであるステートのシリアル化機能を追加しました。これにより、頻繁に署名操作を行うアプリケーションにおけるキーの再読み込み性能が大幅に向上します。
LMSの耐量子署名スキームは本質的にステートフルであり、各署名操作は秘密鍵の内部状態を更新し、署名の再利用を防ぐためにこの状態を保持する必要…… もっと読む

ML-DSAのOpenSSLとの互換性

wolfSSLのML-DSA (Module-Lattice-Based Digital Signature Algorithm)実装の最新の強化により、OpenSSLで生成された暗号鍵との互換性を確立しました。このアップデートでは、OpenSSLのDER形式でエンコードしたML-DSA秘密鍵のインポートがサポートがされました。 この新機能により、ASN.1解析ロジックが拡張され、Open…… もっと読む

wolfIPのご紹介 — 組み込み・安全重視のシステム向け小型軽量TCP/IPスタック

フル機能のネットワークスタックを、深く組み込まれたターゲットに組み込もうとした経験がある方ならこんな経験があるのではないでしょうか -- メモリ資源はすぐに逼迫し、タイミングは不安定になり、動的メモリ割り当ては認証作業に時間がかかる。 wolfIP は、そうした課題に対する私たちからの提案です。組み込みシステムを第一に考えて設計したコンパクトな TCP/IP スタックで、予期せぬ挙動よりも予測可…… もっと読む

wolfSSH v1.4.22 をリリースしました

wolfSSHの新しいバージョンv1.4.22をリリースしました。今回は主に不具合修正のためのリリースです。他のSSH実装との相互運用性を向上させ、いくつかのIDE、Zephyr、LwIPを使用してビルドプロセスを改善しました。また、Renesas RX72NプラットフォームのSFTPクライアントのサンプルコードを追加しました。 また、重大な脆弱性対応もあります。wolfSSHの鍵交換ステ…… もっと読む

wolfCryptカーネルモジュール ― FIPS認証対応暗号スタックへの置き換え

およそ20年にわたり、wolfSSLライブラリは組み込み環境においてパフォーマンスに優れたあらゆる暗号機能を提供し続けてきました。2015年以降、wolfSSLは組み込み領域における非常に優れたFIPS認証取得向け暗号化ソフトウェアモジュールとなっています。そして現在、私たちはその深い経験をLinuxカーネルにも展開しています。 wolfSSLが開発するLinuxカーネルモジュール「lib…… もっと読む

wolfProvider 1.1.0をリリースしました

wolfProvider 1.1.0をリリースしました。このリリースには、いくつかの新機能追加・不具合修正を含んでいます。 wolfProviderは、FIPS認証済み暗号を必要としながらも、すでにOpenSSLを使用してシステムを構築しているユーザー向けに設計しています。
このプロバイダーは、OpenSSLが使用する暗号化アルゴリズムをdrop-inで置き換えることが可能です。内部…… もっと読む

wolfCryptにおけるメモリ使用量のベンチマーク

世界各地で開催された展示会でwolfCryptベンチマークをデモンストレーションした際、特にポスト量子アルゴリズムのメモリ使用量について頻繁にご質問を頂きました。 偶然にも、当時求められていたものを正確に提供する機能に取り組んでいたところでした。これからご紹介する例はすでにwolfSSLのGitHubリポジトリに存在しており、wolfSSLの次期リリースに含まれる予定です。 概要 …… もっと読む

wolfSSLにおける静的メモリ割当機能の使い方

wolfSSLは、TLS/DTLS実装を含む組み込み向け暗号化ライブラリです。リソース制約のあるデバイスやセキュリティが重要なアプリケーションでは、mallocおよびfreeシステムコールによる動的メモリ割り当てが利用できない場合があります。
これらのシナリオに対処するため、wolfSSLは--enable-staticmemory機能を提供しています。この機能は、代替手段として堅牢で分か…… もっと読む

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