wolfTPM 3.6.0をリリースしました

この度、マイナーなバグ修正といくつかの新機能を含むwolfTPM 3.6.0をリリースしました。wolfTPMは実際のTPM 2.0ハードウェアでのテストを経て、約四半期に一回、新バージョンをリリースしています。

このリリースでは、いくつかの不具合を修正しいくつかの新機能を追加しています。

  • 初期デバイス(IDevID)と初期認証(IAK)のプロビジョニング
  • 新しいキーテンプレートと例
  • 新しいビルドオプション –enable-provisioning または WOLFTPM_PROVISIONING
  • すべてのTPM2_GetCapability機能の解析サポートの改善
  • WOLFTPM_MFG_IDENTITYを使用するTPM TLS例の改善
  • 新しいTPM2_Certifyの例
  • チケット作成用の新しいwolfTPM2_CreatePrimaryKey_ex API
  • Nations NS350 TPMのサポート

また、以下の問題に対処しました。

  • TPM2_GetRCStringとRC_WARNエラーコードの問題(v3.4.0で発生)
  • 一部のPCR選択エッジケースにおけるTPM2_SetupPCRSelの問題
  • ECC、RSA、またはファイルシステムなしでのビルドの改善

新しいv3.6.0リリースは、当社のウェブサイトまたはGitHubからダウンロードできます。

ご質問がございましたら、ぜひ info@wolfssl.jp までお問い合わせください。

原文:https://www.wolfssl.com/wolftpm-release-v3-6-0