wolfBoot 1.5をリリースしました

wolfBootバージョン1.5をリリースしました。こちらからダウンロードいただけます。

このリリースには次の新機能を含んでいます。

・ファームウェアイメージのSHA-3ダイジェストのサポート
・RSA-4096署名認証のサポート
・新しいアーキテクチャ(ARMv8 64ビット)のサポート
・新しいデバイスとプラットフォームのサポート(LPC54xx、raspberry pi、Xilinx Zynq)
・MS Windows環境での開発エクスペリエンスの向上
・UART経由の仮想ストレージ

 
wolfBootは、ARM Cortex-A CPUに基づく組み込みLinuxシステムの起動プロセスをセキュアにできるようになりました。お使いのプラットフォームにwolfBoot を統合することで、信頼できるファームウェアアップデートのサポートが追加できます。新しいブートプロシージャでは、ブートステージ間で特権を分離するためにARM TrustZoneを使用しているシステムのすべての実行レベルをサポートしています。

wolfBoot 1.5では、UARTを使用してアクセスできる隣接システムに仮想アップデートパーティションを設定できるようになりました。この機能を説明するためのサンプルコードもこの度追加しています。

IAR を正式にサポートし、コンパイルと鍵管理ツールの統合を容易にする Visual Studio ソリューションを統合することで、Windows 環境での開発者エクスペリエンスを改善させています。組み込みシステムへのセキュアブートの統合は、このリリースでさらに簡単になります。

詳細については、リリースノートをご確認ください。

さらに詳しい情報は弊社問い合わせ窓口 info@wolfssl.jp までご連絡ください。
原文: https://www.wolfssl.com/wolfboot-1-5-release/