TLS 1.3の性能 その4 – サーバーでの鍵ペアの事前生成

TLS 1.3では、性能を重視し大幅な変更がTLS 1.2から加えられています。このブログシリーズではwolfSSLのTLS 1.2とTLS 1.3の間に見られる性能の違いと、その利点をアプリケーションへ最大限に取り入れる方法について説明します。今回はその4回目で、ハンドシェイクが始まる前に鍵ペアをサーバーで生成しておく方法について説明します。 このシリーズの最初のブログで触れましたが、TLS …… もっと読む

TLS 1.3の性能 その3 – 事前共有鍵(Pre-Shared Key: PSK)

事前共有鍵を使用すると、TLS 1.3ではハンドシェイクがこれまでと異なり、これが性能に影響します。このブログシリーズではwolfSSLのTLS 1.2とTLS 1.3の間に見られる性能の違いと、その利点をアプリケーションへ最大限に取り入れる方法について説明しています。今回はその3回目で、PSKハンドシェイクが一般的にあまり速度に差がないこと、ただDiffie-Hellman鍵交換(DH系)の方が…… もっと読む

TLS 1.3の性能 その2 – フルハンドシェイク

TLS 1.3では、性能を重視した重大な変更がTLS 1.2から加えられています。このブログシリーズではwolfSSLのTLS 1.2とTLS 1.3の間に見られる性能の違いと、その利点をアプリケーションへ最大限に取り入れる方法について説明します。今回はその2回目で、証明書を使用したサーバー認証によるフルハンドシェイクの性能の違いについて説明します。 TLS 1.2のフルハンドシェイクは下の図の…… もっと読む

TLS 1.3の性能 その1 – セッション再開

TLS 1.3はSSL / TLS仕様の最新バージョンです。今回メッセージとメッセージフローには重大な変更があります。安全性と性能のための変更です。このブログシリーズでは、wolfSSLのTLS 1.2とTLS 1.3での性能の違いと、その利点をアプリケーションに最大限に取り入れる方法について説明します。 最初の性能の違いは、速度の低下です。 TLS 1.2では、セッション再開のハンドシェイクの…… もっと読む

セキュアエンクレーブでのFIPS 140-2検証

セキュアエンクレーブ内でのwolfCryptをに対するFIPS 140-2検証について、最近開催されたICMC18(#CryptoModConf)でプレゼンテーションを行いました。ご参加いただきましたみなさま、ありがとうございました!その時のスライドをSlideshareに掲載しています。 セキュアエンクレーブにおけるFIPS 140-2の検証 - wolfSSL セッション概要: 「セ…… もっと読む

ワイヤレスジャパン2018/ワイヤレスIoT EXPO 2018に出展いたします

wolfSSLは、2018/5/23(水)から5/25(金)まで東京ビッグサイトにて開催される「ワイヤレスIoT EXPO 2018」に出展いたします。世界に先駆けTLS 1.3に対応した、IoTデバイス向けSSL/TLSセキュリティライブラリであるwolfSSLなどの製品をご紹介します。 TLS 1.3、ハードウェア暗号化、セキュアエレメントが、安全なIoT設計になぜ重要なのか、ネットワークセ…… もっと読む

サンタクララで開催のInternet of Things Worldに出展します

wolfSSLは今週のサンタクララで開催のInternet of Things Worldに出展します。 TLS 1.3、ハードウェア暗号化、セキュアエレメントが安全なIoT設計になぜ重要なのか、IoTセキュリティを専門とするwolfSSLのエンジニアが説明いたします。FIPS認証を取得したwolfCrypt FIPSについても紹介しています。 wolfSSLは、6つの異なるファジングツールを使い…… もっと読む

MQTTセキュアファームウェアアップデートのサンプルプログラム

wolfMQTTプロジェクトには、セキュアファームウェアアップデートのサンプルプログラムが含まれています。 このサンプルプログラムではwolfSSL組み込みSSL / TLSライブラリを使用してバイナリイメージをハッシュ/署名し、MQTTで 送信します。 このプログラムには2つのアプリケーションがあります。ひとつはfwpushで、TLSを介してMQTTブローカーにファームウェアイメージをハッシュ、…… もっと読む

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