wolfPKCS11でのPQCアルゴリズムのLMSサポート
この度、wolfPKCS11において耐量子暗号LMS (Leighton-Micali Signature) に対応しました。
この実装は、wolfCryptにおける既存のLMSサポートを基に構築しており、LMS処理のための完全なPKCS#11 APIインターフェースを提供します。
LMSとは、RFC 8554で標準化しNIST SP 800-208で承認された、状態を持つハッシュベ…… もっと読む
この度、wolfPKCS11において耐量子暗号LMS (Leighton-Micali Signature) に対応しました。
この実装は、wolfCryptにおける既存のLMSサポートを基に構築しており、LMS処理のための完全なPKCS#11 APIインターフェースを提供します。
LMSとは、RFC 8554で標準化しNIST SP 800-208で承認された、状態を持つハッシュベ…… もっと読む
Visual Studioにおけるクロスコンパイル機能の拡張
wolfSSLの最近のリリースにより、特にWindows開発環境から非Windows OSをターゲットとする場合のVisual StudioでのwolfSSLクロスコンパイル機能が大幅に改善しました。(PR #7884)
クロスコンパイルをよりスムーズかつ効率的にする、新しいビルドオプションを提供しています。
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RP2350におけるwolfCryptのベンチマーク結果です。
クロックはデフォルトの150MHz、ARMモードです。
wolfCrypt Benchmark (block bytes 1024, min 1.0 sec each)
RNG 3 MiB took 1.001 seconds, 2.855 MiB/s
AES-12…… もっと読む
非常に小さく安価な組み込みARMマイコンチップRP2040、そしてこれを搭載したRaspberry Pi Picoは、もうお試しになりましたでしょうか。
わずか1ドルのデュアルコアARM Cortex-M0+マイクロコントローラーRP2040は、多くの機能と非常によく文書化されたSDKを備えています。
最近、同様の価格でデュアルコアARM Cortex-M33 / RISC-Vマイク…… もっと読む
先日、Crypto4Aが米国CAVP(Cryptographic Algorithm Validation Program)認証を取得したことを発表しました。詳細はこちらでご覧いただけます。
要約すると、Crypto4Aは暗号鍵を保存、保護、管理するQASM暗号モジュールのハードウェア認証を取得しました。
特筆すべきは、彼らの認証にはLMS、ML-DSA、ML-KEM、SLH-DSA…… もっと読む
wolfSSLチームはwolfCLUへのXMSS(eXtended Merkle Signature Scheme)および XMSS^MT(Multi-Tree XMSS)ポスト量子暗号署名方式のサポートを発表いたします。この実装には鍵生成、署名、および検証機能が含まれています。 この機能にはステートフル秘密鍵のベストエフォートの状態管理が含まれていることにご注意ください。私たちは状態管理…… もっと読む
先日、NIST(米国国立標準技術研究所)は「ステートフルハッシュベース署名方式の推奨事項」と題した文書800-208を公開しました。 これらのアルゴリズムを使用した鍵生成と署名の方法について、ステートフルなワンタイム署名を使用する際に具体的に注意すべき点について解説しています。 「本文書の鍵生成および署名アルゴリズムの実装は、ハードウェア暗号モジュール内での使用に対してのみ検証され…… もっと読む
wolfSSHバージョン1.4.20をリリースしました。
新機能
DH Group 16 および HMAC-SHA2-512 をサポート
接続時に使用するアルゴリズムの選択肢が増え、相互運用性が高まります。
キーボードインタラクティブ認証
より汎用性の高い認証方法を使用できます。この実装はRFC 4256に準拠しています。
強化と修正
メモリ管理の…… もっと読む
wolfSSLは、パシフィコ横浜で開催される、人とくるまのテクノロジー展 2025 YOKOHAMAに出展いたします。 5/21からの3日間、展示ホールにて耐量子暗号ほか、最新のネットワークセキュリティについて説明いたします。wolfSSLのご使用を希望される方には、使用開始の準備も会場でご案内します。 日時: 2025年5月21日 (水)~22日 (木) 10:00 ~ 18:00、23日 (金…… もっと読む
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