wolfSSHバージョン1.4.20をリリースしました。
新機能
- DH Group 16 および HMAC-SHA2-512 をサポート
接続時に使用するアルゴリズムの選択肢が増え、相互運用性が高まります。 - キーボードインタラクティブ認証
より汎用性の高い認証方法を使用できます。この実装はRFC 4256に準拠しています。
強化と修正
- メモリ管理の改善
特にRNG初期化とSCPのサンプルプログラムにおいて、より効率的かつクリーンなメモリ管理を実現しました。 - 安定性の強化
wolfSSHdにおいて接続や処理の失敗に対するハンドリングを改善し、サーバの堅牢性・信頼性を向上しました。 - 不具合の修正
WOLFSSH_FATFSを使用したSFTPコンパイルの問題への対応や、より簡単な統合のためのautogenスクリプトの簡素化などを行いました。
さらなる詳細は、ChangeLog.md(英語)をご覧ください。
ご質問がございましたら、ぜひ info@wolfssl.jp までお問い合わせください。
原文:https://www.wolfssl.com/wolfssh-1-4-20-enhanced-features-and-stability