wolfSSL 5.7.2をリリースしました。
このリリースには、Dilithiumの実装、RISC-Vを対象とした最適化、AES-XTSストリーミング機能、Linuxカーネルモジュールでの耐量子暗号アルゴリズムのサポートなどの新機能を含みます。また、STM32H5のSTM32 AESハードウェアサポートや、SHA-3 ARMサムアセンブリ実装などの機能強化も行いました。
これ以外にも、いくつかの修正を行いました。例えば、証明書内のAlternate Nameの最大数チェックを追加しています。デフォルトでは128ですが、WOLFSSL_MAX_ALT_NAMESマクロを任意の値で定義することで変更できます。
脆弱性の修正や新機能、修正など、変更点に関する詳しい情報はwolfSSLに同梱しているChangeLog.mdやREADME.mdを御覧ください。
ご質問がございましたら、ぜひ info@wolfssl.jp までお問い合わせください。
原文:https://www.wolfssl.com/wolfssl-5-7-2-now-available