wolfSSL5.5.0をリリースしました。このリリースでは、QUIC連携機能をサポートし、QUIC プロトコル スタック内で wolfSSL を使用して HTTP/3 を配信できるようになりました。 ngtcp2などの QUIC 実装が使用可能です。これは、cURL の HTTP/3 接続の TLS 部分に wolfSSL を使用できるようになったことを意味します。
そのほかにはRSA-PSS 証明書のサポート、TLS での Dilithium ポスト量子アルゴリズムの使用、さらに多くの組み込みデバイスへのポーティング対応を行なっています。
新機能に加えて、DTLS 1.3 非同期ビルドなどのいくつかの修正、ABI サポートの拡張など、既存の機能の一部を強化しています。
またwolfSSL v5.5.0 には、いくつかの脆弱性対応を含んでいます。
変更の完全なリストは、wolfSSL ChangeLogをご覧ください。
リリースに関するご質問は、info@wolfssl.jp までお問い合わせください。