wolfMQTTを使ったファームウエアアップデートのサンプルプログラム

wolfMQTTプロジェクトではOTA(Over the Air)アップデートと呼ばれる安全なファームウエアアップデートのサンプルプログラムを提供しています。このOTAアップデートは、大まかに言えばwolfSSLライブラリを使用してバイナリイメージをハッシュ/署名し、MQTTプロトコルを使ってブローカーに送信します。バイナリイメージを受け取った側はこのイメージを検証した後に使用する流れになります。

このサンプルプログラムでは具体的には2つのアプリケーションが登場します。最初のアプリケーションはfwpushと呼ばれる、新しいファームウエアイメージをMQTTブローカーにパブリッシュする役目のアプリケーションです。ファームウエアイメージをハッシュ/署名した後、TLSプロトコルを使ってMQTTブローカーに送ります。

2つ目のアプリケーションはfwclientと呼ばれる、ファームウエア更新トピックをサブスクライブし、ファームウエアイメージを受信してその署名を検証するアプリケーションです。

このサンプルプログラムはwolfMQTTパッケージのexamples/firmwareに用意してあります。

最新のwolfMQTTリリースは次の場所からダウンロードできます:

https://wolfssl.jp/download/

wolfMQTTのドキュメントはここにあります:

https://www.wolfssl.com/docs/wolfmqtt-manual/

最新のソースコードは、GitHubリポジトリの次の場所にあります。

https://github.com/wolfSSL/wolfMQTT

 

ご質問は、info@wolfssl.jpまでお問い合わせください。テクニカルサポートについては、support@wolfssl.comにお問い合わせください。
原文:https://www.wolfssl.com/mqtt-secure-firmware-update-example-2/