wolfSSL はIoT SAFE規格に準拠しています

現在、数多くのベンダーからさまざまなテクノロジーを使用したハードウェアセキュアデバイスが提供されています。wolfSSL組み込みSSL / TLSライブラリは、それらハードウエアセキュアデバイスの多くをサポートしています。

ハードウェアセキュアデバイスには、ハードウェアで実現された「ルートオブトラスト」、非同期暗号化機能と鍵倉庫(key vault)を提供する、IoTデバイスでエンドツーエンドのセキュリティを実現するよう特別に設計されているのものがあります。

GSMAは、モバイル通信業界に焦点を当てたモバイルオペレーター、メーカー、企業を代表するアライアンスです。GSMAは、信頼のルートメカニズムであるIoT-SAFEとしても知られる安全なエンドツーエンド通信用のIoTSIMアプレットを実装するためのガイドラインを公開しました。このテクノロジーは、モバイルネットワークを介して接続された組み込みシステムで実行されるアプリケーションとサービスを保護するためのルートオブトラストとしてのSIMカードの使用を促進します。 IoT-SAFEは、キープロビジョニングの新しい可能性を開きます。

wolfSSLは、モバイル業界のパートナーと協力して、最近、wolfSSL組み込みTLSライブラリ用のIoT-SAFEモジュールを開発しました。コードはポータブルで、LTEモデムとIoT-SAFE対応のSIMカードを備えた組み込みボードで使用することを想定して設計されていますが、どのようなIoT-SAFE対応のSIMカードを使った環境であっても対応できる柔軟性も備えています。

IoT-SAFE APIを使用してTLSセッションを確立するサンプルプログラムを用意しています。このサンプルには、テストECC証明書と鍵が事前にプロビジョニングされたSIMカードを使用する例を用意しました。 TLS1.3と1.2の両方がサポートされています。

堅牢なエンドツーエンド戦略でデバイスからクラウドへの通信を保護することは、wolfSSLの最優先事項であることは言うまでもありません。さまざまなアプリケーションやユースケースでwolfSSL IoT-SAFEサポートがお役に立てることを楽しみにしています。

ご質問は、info@wolfssl.jpまでお問い合わせください。テクニカルサポートについては、support@wolfssl.comにお問い合わせください。
原文:https://www.wolfssl.com/wolfssl-supports-iot-safe/