wolfTips: ヒープ使用量の計測オプション

メモリ使用状況が気になりますか? wolfSSLには、多くのオプションスイッチがあります。その中には、事前に知っておくとその後のデバック効率が向上するものがあります。 今回はデバック時に有効なメモリ使用状況に関するオプションを紹介します。 使用方法は、configure にオプション “--enable-trackmemory” を指定し wolfSSL をビルドします。 $./configu…… もっと読む

wolfSSHのメモリー使用量

wolfSSLは多くの製品を提供していますが、そのうちの1つがwolfSSHライブラリです。 wolfSSH自体は軽量の組み込みSFTPソリューションを提供します。 SFTPは、ファイルを安全に転送し、通信相手のファイルシステムを管理するために使用できます。 wolfSSHによるSFTPの実装は、OpenSSHがSFTP接続に使用するメモリの3分の1以下で動作させることができます。次の図は、Ope…… もっと読む

wolfSSL 4.0.0をリリースしました

桜の季節に、wolfSSL組み込みTLSライブラリ新バージョンのリリースが間に合いました。今回、メジャーバージョンアップとなるwolfSSL 4.0.0の最大の変更点は、FIPS 140-2認証に関する次の3点です。 FIPS用wolfCryptがTLS1.3の暗号スイートに対応し、FIPS認証のTLS1.3が実現 FIPS用wolfCryptのソースコードをこの度初めてオープンソ…… もっと読む

wolfSSLのESP32ハードウェアアクセラレーションサポート

この度、組み込み向けTLS/SSL ライブラリ wolfSSL は、Espressif ESP32-WROOM-32 ハードウェアアクセラレーションサポートを公開しました。 ESP32-WROOM-32 は、Wi-Fi、Bluetooth、電源管理やその他のシステム機能が備わっています。wolfSSL は移植性が高く、ESP32-WROOM-32は非常に柔軟である為、簡単にwolfSSLをポ…… もっと読む

wolfTips: OpenSSL 互換APIを使いこなす

wolfSSLは、インプリメンテーション依存による脆弱性などを最小限にするためにクリーンルームによる独自開発のSSL/TLSライブラリです。一方で OpenSSL 互換の API も提供し、既存の OpenSSL ユーザにも簡単にアプリケーションが開発できるように設計されています。ほかにも多くのオープンソースアプリケーションはOpenSSL 互換 API を使用し動作しています。 今回は、この …… もっと読む

連載:wolfの仲間たち 第二回:安全なファームウェア更新を支えるwolfBoot

連載第二回は、wolfの新しいメンバー wolfBootを紹介します。 wolfBootはその名の通りブートローダーの仲間ですが、wolfの暗号技術、セキュリティ技術を使って安全なファームウェアの更新、起動を実現したセキュアなブートローダーです。 従来この領域は、組込まれるハードウェアやシステム構成、要求されるセキュリティレベルなどさまざまな条件に依存してしまうため、なかなか汎用のコンポー…… もっと読む

wolfTPM 1.5.0リリースのお知らせ

wolfTPM バージョン1.5.0をリリースしました。このバージョンではたくさんの新しい機能がwolfTPMライブラリに追加されています。 まとめ: Microchip ATTPM20 TPM 2.0モジュールをサポート Bareboxブートローダーをサポート HMAC、AESキーローディング用のTPMラッパーを追加 RNG、AES、ハッシュ、TLSのベンチマー…… もっと読む

連載:wolfの仲間たち 第一回:全員集合

さて新しい連載では、「wolfの仲間たち」と題して中核製品のwolfSSL/wolfCrypt、そしてそれをベースにIoTシステムのセキュリティを様々な角度からを支えるwolfSSLの製品群について紹介していきたいと思います。 中核となるのはwolfSSLです。組み込みシステムに安全なネットワーク通信を実現するC言語ライブラリです。小型軽量ながらTLSやDTLSの標準に完全準拠の機能を提供し…… もっと読む

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