wolfTips: 静的メモリー割り当てを使いこなす

静的メモリー割り当てを wolfSSL で使用する。 wolfSSL を静的メモリー割り当てと共に使用することが出来ます。ただし、使用メモリー量が大きくなるので使用には気をつけなければならない面もあります。搭載メモリー量に比較的余裕のある環境での選択肢として使用できます。今回はその仕組みを紹介します。   まず、wolfSSL で静的メモリー割り当てを有効にし、ビルドを…… もっと読む

連載:wolfの仲間たち 第八回:暗号化ライブラリwolfCryptのFIPS認証

wolfCryptはwolfSSLの各種暗号アルゴリズム実現のための暗号エンジンとして使われているだけでなく、単体でストレージや各種デバイスの暗号化、署名検証モジュールとして利用されたり、各種の業界固有プロトコル実現のベースとしても利用されています。 こうした暗号化モジュールの安全性、機密性に関する要件を定める標準として米国連邦政府のFIPS(Federal Information Proc…… もっと読む

連載:wolfの仲間たち 第七回:UDPを安全に

IoTの世界で軽量かつ高いスループットを実現するインターネットの標準プロトコルとして、UDP(User Datagram Protocol)が現在でも広く利用されています。UDPは1回に送信できるパケットサイズに制限があったり、パケットの喪失や送受信の順序関係が保証されないなどの不安定さがある反面、TCPのような「接続」を必要とせず、単純にパケットごとに宛先を指定して送受信することができるので、ア…… もっと読む

wolfTips: 証明書チェーンを理解する

階層になった証明書を wolfSSL で使用する 階層になった証明書を wolfSSL で使用する場合、その内部処理を理解しておくと使いやすさが抜群に向上します。今回は、証明書チェーンを検証する際の例を紹介し、wolfSSLの内部処理と共に見ていきたいと思います。 まず下記のように階層になった証明書があるとします。   これらの証明書のうち、中間サーバ公開…… もっと読む

wolfSSH 1.4.2をリリースしました

wolfSSHの新しいバージョン、1.4.2をリリースしました。 このバージョンは、次の新機能を含んでいます。 Renesas CS+ 対応のサンプルサーバーを追加 マクロWOLFSSH_SHOW_SIZESが定義されている場合、サンプルクライアントに構造サイズ出力オプション-zを追加 wolfSSH_CTX_UsePrivateKey_bufferの自動テストの追加と…… もっと読む

wolfBoot v1.2をリリースしました!

wolfBootセキュアブートローダーのバージョン1.2が利用可能になりました。当サイトからダウンロード可能です。このリリースは、ハードウェアサポートの追加など、さまざまな改善と更新を含んでいます。 wolfBootバージョン1.2リリースノート: 複数アーキテクチャをサポート 移植性向上を目的に鍵生成および署名ツールをPythonで書き直し フラッシュ書き込み機能をR…… もっと読む

wolfTPM 1.6をリリースしました

wolfTPMバージョン1.6をリリースしました。当サイトからダウンロード可能です。 このリリースには、互換性の改善、チップ検出、初期化オプション、スモールスタックサポートが含まれています。またPCR(プラットフォーム構成レジスタ) Extend用の新しいラッパーAPIを追加し、既存の鍵でのHMAC使用をサポートしました。   リリースノートの内容: ・参照カウン…… もっと読む

wolfMQTT 1.3.0をリリースしました

wolfMQTT 1.3.0をリリースしました。こちらからダウンロードいただけます。 wolfMQTT 1.3.0には以下の変更が含まれます。 *ファイル名オプション `-f`を使うように` fwpush`の例を修正(PR#117) * --enable-mtまたはWOLFMQTT_MULTITHREADを使用したマルチスレッドサポートを追加(PR#115) * 2回エンコードされ…… もっと読む

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