wolfSSLのML-DSA (Module-Lattice-Based Digital Signature Algorithm)実装の最新の強化により、OpenSSLで生成された暗号鍵との互換性を確立しました。このアップデートでは、OpenSSLのDER形式でエンコードしたML-DSA秘密鍵のインポートがサポートがされました。
この新機能により、ASN.1解析ロジックが拡張され、OpenSSLがML-DSA秘密鍵に使用するASN.1エンコーディング構造を認識して正しくデコードできるようになりました。開発者はOpenSSLのgenpkeyユーティリティを使用してML-DSA-44、ML-DSA-65、またはML-DSA-87アルゴリズムで鍵を生成し、生成した鍵を直接wolfSSLを使用するアプリケーションにインポートできるようになります。
技術的な観点から、このアップデートは、OpenSSLのエンコーディング構造に対応する新たなDERプレフィックス形式を導入します。以前は、OQSプロバイダーによって生成された形式のみをサポートしていました。この強化は、ポスト量子暗号への移行を行う組織にとって特に価値があり、OpenSSLの実装とOQSプロバイダの実装の両方で相互運用できるようになります。
ご質問がございましたら、 info@wolfssl.jp までお問い合わせください。