無線機器指令(RED)2014/53/EUは、欧州市場に無線機器を投入するための規制の枠組みを確立しています。その目標は、安全、電磁両立、無線スペクトラムの効率的な使用、そして最近ではサイバーセキュリティとデータ保護に関する必須要件を確保しながら市場を創出することにも及んでいます。
保護を強化するため、欧州委員会は特定カテゴリーの接続デバイスに対するサイバーセキュリティ、プライバシー、詐欺防止に関する第3条3項(d), (e), (f)を発動しました。
第3条3項(i)および第4条では、ソフトウェアアップデートまたは変更が導入された際に、無線機器における準拠性と相互運用性の維持を保証することに焦点を当てています。
これらの動きは、サイバーセキュリティ要件の一部をREDから受け継ぐサイバーレジリエンス法(CRA)とも重複しています。それでも、REDは特にソフトウェアアップデートと無線機器セキュリティに関連するコンプライアンス規制として重要な役割を担っています。
各種規制に関するwolfSSLの特徴
- 制約のあるデバイス向けの軽量TLS/暗号実装を提供
- コンプライアンスを重視する市場向けのFIPS 140-3認証済みwolfCryptを提供
- ポスト量子暗号を含む、最新のプロトコルとアルゴリズムをサポート
- オープンソースであり、第三者による監査が可能
wolfSSLは製造業者がREDに準拠し、また今後の変化に適応するために役立つセキュリティ基盤を提供します。
REDコンプライアンスやCRAへの対応についてご質問がございましたら、info@wolfssl.jp までお問い合わせください。
原文:https://www.wolfssl.com/the-radio-equipment-directive-red-and-evolving-cybersecurity-requirements
