マルチセッションスニファーへの対応とメモリ管理APIの追加

wolfSSL 5.8.2にて、TLSトラフィックのスニッフィング機能を改善しました。

マルチセッションスニファーサポート

セッションチケットを用いたセッション再開を使用するものも含む、複数のTLSセッションの復号をサポートしました。
これにより、実際の環境を流れるTLSトラフィックをより正確に復号できるようになります。

ssl_RemoveSession() APIの追加

特定のスニファーセッションをクリーンアップするAPIを追加しました。

int ssl_RemoveSession(const char* clientIp, int clientPort,
                      const char* serverIp, int serverPort,
                      char* error);

キャッシュされたセッションを細かくコントロールできるため、非常に多くのセッションを取り扱う状況でメモリ使用量の削減に役立ちます。

ご質問がございましたら、ぜひ info@wolfssl.jp までお問い合わせください。

原文:https://www.wolfssl.com/wolfssl-5-8-2-smarter-and-cleaner-sniffing