wolfSSLに同梱しているテスト用証明書の1つ( baltimore-cybertrust-root.pem
)が、2025年5月12日に期限切れとなりました。
これにより、ファイルシステムが有効かつOpenSSL互換性レイヤーを使用しない構成でのwolfSSLビルドにおいて、make check
の実行中にエラーが報告される可能性があります。
エラーを報告するユニットテストは、certs/externalディレクトリからすべての証明機関(CA)をロードしようとします。そしてこの期限切れとなった証明書をロードする際、構成オプションによっては証明書の期限切れにより失敗するケースがあります。
この問題は、以下のプルリクエストにより解消されました。
https://github.com/wolfSSL/wolfssl/pull/8769
現在 make check
の実行中にこのエラーが報告されて失敗する場合は、上記プルリクエストを適用し、ローカルテスト環境から期限切れ証明書を削除することで解決します。
ご質問がございましたら、ぜひ info@wolfssl.jp までお問い合わせください。