wolfSSLソースコードのセキュリティ管理について
先日、xz/liblzmaプロジェクト[1] への悪意をもったコントリビューションによってDebian SSH接続にバックドアが仕掛けられていたことが発覚しました。これは、コード、コントリビューター、そして提供されたコントリビュートの意図を厳格に調査する必要性を示しています。 wolfSSLでは悪意の込められたコードの混入などを防ぐため、厳格なプロセスを実行しています。 社外のコント…… もっと読む
先日、xz/liblzmaプロジェクト[1] への悪意をもったコントリビューションによってDebian SSH接続にバックドアが仕掛けられていたことが発覚しました。これは、コード、コントリビューター、そして提供されたコントリビュートの意図を厳格に調査する必要性を示しています。 wolfSSLでは悪意の込められたコードの混入などを防ぐため、厳格なプロセスを実行しています。 社外のコント…… もっと読む
wolfSSLの実験的フレームワークには、特に耐量子暗号分野における機能強化を目的とした要素がいくつか存在します。
今回はこの中から、現在特に重視しているものをいくつかご紹介します。
XMSS実装
wolfSSLのeXtended Merkle Signature Scheme (XMSS) 実装は、リクエストに応じて提供しています。ステートフルなハッシュベースの暗号署名スキー…… もっと読む
wolfTPMによるInfineon社製TPMチップのファームウェアアップデート機能のサポートを開始しました。
Infineonは、TPM 2.0のファームウェアアップデートプロセスをオープンソース化した最初のTPMベンダです。SLB9672 (SPI)、SLB9623 (I2C)で実現されました。
ファームウェアのアップデートプロセスには高い信頼性が求められます。
wolfT…… もっと読む
先日、wolfSSLのKyber/ML-KEM実装を商用パッケージに同梱すると発表いたしましたが、弊社のKyber実装はEspressif ESP32のような小規模なものを含むほぼ全てのサイズのデバイスで動作します。 今回は、テスト用サーバ及びクライアントの構成手順をご紹介します。 ESP32 サーバアプリケーション Kyberを有効にするために、`user_setti…… もっと読む
wolfMQTTは軽量なMQTT(Message Queuing Telemetry Transport)実装として、効率と汎用性を追求し続けています。
wolfMQTT バージョン 1.19.0 のリリースでは、パフォーマンス、使いやすさ、統合機能を強化するいくつかの重要な機能を追加しました。
ストレステストモジュールの強化
高度なストレステストモジュールの組み込みにより…… もっと読む
* 追記: 本ウェビナーは終了しました。アーカイブ配信をYoutubeのwolfSSLチャンネルでご覧いただけます。 wolfSSLが主催するウェビナー開催のご案内です。 エンジニア向け、はじめてのwolfSSL 2024年5月15日(水) 13:30~14:15 組み込みデバイスのTLS対応、ファームウェア更新用の署名検証、さらにストレージのデータ暗号化が必要なときは…… もっと読む
wolfSSLは、パシフィコ横浜で開催される、人とくるまのテクノロジー展 2024 YOKOHAMAに出展いたします。 5/22からの3日間、展示ホール・ノースにて最新のネットワークセキュリティについて説明いたします。wolfSSLのご使用を希望される方には、使用開始の準備も会場でご案内します。 日時: 2024年5月22日 (水)~23日 (木) 10:00 ~ 18:00、24日 (金) 9:…… もっと読む
wolfSSL FIPS Ready ユーザガイドの日本語版を公開しました。
FIPS認証の取得が求められるプロジェクトには、wolfSSL FIPS Ready版が役立ちます。wolfSSL ソースツリーに含まれるFIPS対応の暗号レイヤーを用いて、FIPS認証を取得する手間を低減できます。FIPS Ready版はFIPS版と同一の構成ですが、認証は取得していません。必要なタイミ ングで…… もっと読む