wolfBootがサポートしているターゲットH/W

wolfSSLでは、製品のポータビリティの高さも主眼に置き開発を進めています。私たちのプロジェクトが実際に適用できるかは、プロジェクトがさまざまな環境で実行でき、さまざまなユースケースをサポートできるかどうかにかかってるからです。SSL/TLSライブラリであるwolfSSLが実行可能なターゲットのリストのほんの一部分を公開しました。私たちのセキュア ブートローダーwolfBoot は同じ柔軟性を共有しているため、サポートするターゲットとアーキテクチャの同様のリストを紹介したいと思いました。サポートするCPU アーキテクチャのリストは次のとおりです:

CPU アーキテクチャ

  • ARMv6-M Cortex-M0
  • ARMv7-A Cortex-A9/ ARMv7-M Cortex-M 3, 4, 7 / ARMv7-R Cortex-R5
  • ARMv8-A Cortex-A53, 57/ ARMv8-A Cortex-A57/ ARMv8-M Cortex-M33
  • PowerPC 32-Bit, 64-Bit
  • RV32 32-Bit RISC-V
  • Intel x86 32-Bit, 64-Bit
  • RXv3 core

H/Wパーツ

  • RX72N/ RA6M4 (Renesas)
  • STM32 C0xx, F4xx, F7xx, G0xx, H7xx, L0xx, L4xx, L5xx, U5xx, WBxx (ST Microelectronics)
  • Xilinx UltraScale+ ZCU102 (AMD)
  • PSoC 62S2 (Infineon/Cypress)
  • i.MX-RT1050/ i.MX-RT1060/ i.MX-RT1064 (NXP/Freescale)
  • Kinetis K64/ Kinetis K82 (NXP/Freescale)
  • QorIQ P1021/ QorIQ T1024/ QorIQ T2080/ QorIQ LS1028A (NXP/Freescale)
  • LPC54xxxx (NXP/Freescale)
  • nRF5280 (Nordic)
  • 11th Gen Core i7 (Tiger Lake) (Intel)
  • PI3 (RaspberryPi)
  • HiFive1 (SiFive (RISC-V))
  • ATSAMR21 (Microchip (Atmel))
  • TM4C1294xx / TMS570lc4xx/ CC26x2 (Texas Instruments)

上記のターゲットの wolfBoot 構成の詳細については、https://github.com/wolfSSL/wolfBoot/blob/master/docs/Targets.md を参照してください。 wolfBoot のサンプルプログラムについては、https://github.com/wolfSSL/wolfBoot-examples を参照してください。

上記リストにご使用のパーツやアーキテクチャがない場合でも心配は無用です。 wolfBoot のミニマルなデザインと小さな HAL API により、最大限の移植性が実現します。 システムの詳細をお知らせください。移植のお手伝いをさせていただきます。ご質問がある方はinfo@wolfSSL.jp までご連絡ください。

原文:https://www.wolfssl.com/targets-supported-by-wolfboot/