wolfBootによる安全なファームウェア更新~ Renesas RX72Nを例にデモも実施
2023年9月6日(水) 14:00~14:45
デバイスファームウェアのセキュリティを考える上で、長いライフサイクルの間、ファームウェア更新の安全性を確保することが重要な課題となっています。
一方で、これまでファームウェア更新のメカニズムはプラットフォームや各企業、製品の慣行に強く依存していて、標準的な製品を適用することは難しい分野と考えられてきました。
wolfSSLではこれまで培った暗号化、セキュリティへの知見をベースに、複雑にからむファームウェア更新の機能のうちファームウェア更新の安全性の部分だけにフォーカスし製品を提供しています。
本ウェビナーでは、wolfCryptの組み込み向け暗号ライブラリによるコンパクトな公開鍵署名検証にはじまり、ファームウェア更新時のイメージスワップや状態管理をアーキテクチャに依存しない形で提供するwolfBoot、そのハードウェアセキュリティへの対応、OTAへの拡張などについて紹介します。
wolfBootはプロセッサアーキテクチャ依存性が小さくさまざまなMCUをサポートしていますが、今回のウェビナーでは新たに加わったRenesas RX72Nをベースにデモも行います。
アジェンダ:
1.はじめに
2. wolfCryptによる公開鍵署名検証の導入
3. wolfBootによるセキュアファームウェア更新
4.ハードウェアセキュリティ、OTAヘの拡張
5.Renesas RX72N を使ったセキュアファームウェア更新のデモ
スピーカー:
宮崎 秀樹
wolfSSL Japan ソフトウェアエンジニア
本ウェビナーは日本語で開催します。
約45分の予定です。
ウェビナーにはQ&Aセッションを含みます。
参加希望の方はこちらからご登録ください。ご登録後、ウェビナー参加に関する確認メールをお送りします。
ご質問がおありでしたら、info@wolfssl.jp までご連絡ください。