wolfSSLはこの度、wolfTPM v1.3を発表いたしました。今回のバージョンではTLSクライアントのサポート、証明書署名要求(CSR)の生成、PKCS#7の署名と検証、およびベンチマークを追加しています。シンプルにお使いいただけるようラッパーを充実させるとともに、いくつか小さな修正も加えています。
最新のリリースは弊社のウェブサイトからダウンロードいただけます:
https://www.wolfssl.com/products/wolftpm/ (英語ページ)
wolfTPM v1.3(07/20/2018)リリースノート:
- TIS TPM_BASE_ADDRESSがチップの仕様に適合していることを確認するように修正
- 静的コード分析の警告に対する修正
- コンパイラの違いで出るマイナーなビルド警告に対する修正
- ソフトウェアベースのRSAを使用して、RSA指数が7未満のTPM障害を修正
- TPMベンチマークのサポートを追加
- 公開鍵をwolfSSL形式でインポート/エクスポートする機能を追加
- TPMによる署名/検証を示すPKCS7のサンプルコードを追加
- TPMキーに基づいて証明書要求を生成するCSRの例を追加
- CSR署名スクリプト./certs/certreq.shを追加して、自己署名CAを使用して証明書を作成
- クライアント証明書にTPMベースの鍵を使用するTLSクライアントのサンプルコードを追加
- wolfSSL WOLF_CRYPT_DEVコールバックのサポートを追加し、TPMベースのECCおよびRSA秘密鍵を有効化
- ./examples/wrap/wrap_test 1を使用してTPMをクリア/リセットする機能を追加
- サンプルコードの設定のいくつかを./examples/tpm_io.hに移動
さらに詳しい情報は弊社問い合わせ窓口info@wolfssl.jpまでお問い合わせください。
原文: https://www.wolfssl.com/announcing-wolftpm-v1-3-tls-support/
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