wolfMQTTの新バージョン1.1.0をリリースいたしました。今回のリリースには、以下の修正と新機能を含んでおります。
- サンプルプログラムのオプション “-t”などで`use_tls`が要求された時点で、TLS機能がコンパイルされていない場合の問題を修正(PR#57)
- すべてのパケットが受信されなかった場合バッファー不足エラーを引き起こしていた、ノンブロッキング問題を修正 (PR#65)
- サンプルコードにおいてノンブロッキングモードでは複数の接続要求を送信してしまう問題を修正(PR#65)
- サンプルコードの中のping keep aliveでのノンブロッキングの問題を修正(PR#68)
- Arduinoのサンプルコードで`ENABLE_MQTT_TLS`が定義された場合の修正(PR#76)
- wolfMQTTのFreeRTOS TCPサポートを追加(PR#58)
- wolfMQTTをビルドするための `README.md`セクションを追加(PR#63)
- verbose loggingを有効にする新しいオプション `./configure –enable-debug = verbose`を追加(PR#65)
- `WOLFMQTT_DISCONNECT_CB`または` ./configure –enable-discb`を使ったコールバックの接続解除をサポート(PR#69)
- 内部用APIを外部アプリケーションから見えないようにするため `WOLFMQTT_LOCAL`を追加(PR#73)
- `wolfmqtt / options.h`のインクルードを追加しwolfSSLライブラリのオプションと同期がとれるように改善(PR#79)
- IBM Watson IoTのサンプルコードを追加( `./examples/wiot/wiot`を参照)(PR#80)
- autoconf M4ファイルを更新し、 `./configure`オプションに` wolfmqtt / options.h`を追加(PR#71)
- メッセージごとのカスタムコンテキストをサポートするようメッセージコールバックを改善(PR#62)
- mqttclientのサンプルコードで、タイムアウトに対するノンブロッキングのアンサブスクライブ処理を改善 (PR#65)
wolfMQTT製品ページは、こちらをご覧ください。
オープンソース版は、こちらからダウンロードいただけます。
さらに詳しい情報は弊社問い合わせ窓口info@wolfssl.jpまでお問い合わせください。
原文:https://www.wolfssl.com/docs/wolfmqtt-changelog/
wolfSSLホーム:www.wolfssl.jp (English:www.wolfssl.com)