wolfSSL はこの度、wolfMQTTのリリースについて、および組み込みSSL/TLSライブラリwolfSSLの利用についてプレスリリースを行いました。
3.6kバイトのMQTTクライアント・インプリメンテーションは、資源制約の厳しい IoTデバイスやネットワーク・アプリケーションのために組み込みSSL/TLSライブラリwolfSSLと容易に組みわせることが可能です。
組み込み向けM2MやIoT市場向けセキュリティとネットワーク・ソリューションの先端的ベンダーwolfSSLは、MQTT(Message Queuing Telemetry Transport ) のクライアント・インプリメンテーション wolfMQTTのリリースをアナウンスしました。wolfMQTTはネットワーク・アプリケーション開発者に軽量で移植性の高いセキュアなパブリッシュ/サブスクライブ・メッセージングを提供します。ネイティブCで一から開発されたwolfMQTTは3.6kBの超小型のコンパイル・サイズを実現し、商用とオープンソース (GPL2) ライセンスで利用いただけます。
プロトコル設計上、MQTTは組み込みデバイスの資源的制約へのオーバヘッドを最小とするために、TCP (transmission control protocol) だけをベースにし、セキュリティや暗号化を提供していません。MQTT3.1.1仕様を基本にして、QoS (サービス品質)レベル0−2をサポートし、wolfMQTTは盗聴や中間者攻撃を防ぐためにSSL/TLS暗号化をwolfSSLライブラリを通じて提供します。ハードウェア暗号化を利用した場合、必要追加メモリー量はわずか20-30kBです。TLSセッション再開のようなテクニックによってセンサー・デバイスやその他の資源的制約のあるプラットフォームの接続コストをさらに削減することができます。
全文はこちらをご参照ください。wolfMQTT, wolfSSLに関してさらにお知りになりたいかたはinfo@wolfssl.com (英語) 、info@wolfssl.jp (日本語) 宛お問い合わせください。
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