組み込み向け SSL/TLS ライブラリwolfSSL の ESP-IDF(Espressif IoT Development Framework) サポートとサンプルプログラムを公開しました。
ESP-IDF は、IoT デバイスを迅速に開発する為のフレームワークです。Wi-Fi、Bluetooth、電源管理やその他のシステム機能が備わっています。
ESP-IDF についての情報はこちらを参照ください:
https://docs.espressif.com/projects/esp-idf/en/latest/get-started/index.html
wolfSSL を ESP-IDF で使用するには、wolfSSL のソースコードをプロジェクトへ配置する必要があります。配置方法とビルド方法については、 wolfSSL の IDE/Espressif/ESP-IDF/フォルダに含まれる README.md を参照してください。また、TLS サーバー/クライアントを含むサンプルプロジェクトも追加しています。サンプルプログラムのビルドに関しては、各プログラムに含まれる README.md をご参照ください。これらのサンプルプログラムは、ESP-IDF環境でESP32-WROOM-32 IoT デバイス上で動作確認を行っています。
wolfSSLのマスターブランチはこちらにあります:
https://github.com/wolfSSL/wolfssl
ESP-IDFポーティングの README.md はこちらから参照ください:
https://github.com/wolfSSL/wolfssl/blob/master/IDE/Espressif/ESP-IDF/README.md
サンプルプログラムはこちらにあります:
https://github.com/wolfSSL/wolfssl/tree/master/IDE/Espressif/ESP-IDF/examples
ESP-IDFをサポートしたwolfSSL は、現在 gitHub 上の wolfSSLリポジトリのマスターブランチにあり次期リリースに含まれる予定です。ESP-IDF環境でのwolfSSLを使った開発についてのご質問は、support@wolfssl.com まで日本語でお問い合わせください。