マイクロソフトと Canonical社のあたらしいツール “Windows Subsystem for Linux” とWindows 上の “Bash on Ubuntu” は Widnows 10に使い慣れたUbuntu上のBash環境を提供します。これによって開発者は、Linux上のツールとその他の UnixライクのシステムをWindows内で利用可能になります。
“Windows Subsystem for Linux” を使用するためには、下記のようにインストールしなければなりません。
1. “設定” を開きます
2. ”更新とセキュリティ” をクリックします
3. “開発者向け” をクリックします
4. “開発者モード” をクリックします
5. “コントロールパネル” を開きます
6. ”プログラムと機能” を開きます
7. “Windows機能” をクリックします
8. ”Windows Subsystem for Linux (Beta)” を見つけてチェックします
9. OKをクリクして、 インストール完了まで指示に従います
これでWSLがインストールされ、次はUbuntuイメージのインストールです。.そのために、Windowsのコマンドプロプト(管理者モード)を起動し、bash.exe を実行します。インストール完了まで指示に従います。
これで、Windows上でフルLinuxが準備完了です。Windowsコマンドプロンプトからbash入力するか、を起動するか、スタートメニューから”Bash on Ubuntu on Windows”を起動することができます。
wolfSSL をビルドするためには下記のツールが必要です。
– git
– make
– autoconf
– libtool
– gcc
これらはbash環境にて “$ sudo apt-get install git make autoconf libtool gcc”を実行します。最後に、wolfSSL をLinuxにインストールするには:
1. $ git clone https://wolfssl/wolfssl
2. $ cd wolfssl
3. $ ./autogen.sh
4. $ ./configure
5. $ make
6. $ make install
これは、GCC version 4.8.4 と Linux kernel 3.4.0.にてテストされました。
その他の参照情報:
wolfSSL Embedded SSL/TLS Library
https://blogs.windows.com/buildingapps/2016/07/22/fun-with-the-windows-subsystem-for-linux/
https://msdn.microsoft.com/en-us/commandline/wsl/about
https://msdn.microsoft.com/en-us/commandline/wsl/install_guide
さらに詳しい情報は弊社問い合わせ窓口 (info@wolfssl.com, info@wolfssl.jp: 日本語)までお問い合わせください。
原文: http://www.wolfssl.com/wolfSSL/Blog/Entries/2016/8/22_Building_wolfSSL_using_Windows_Subsystem_for_Linux.html
wolfSSLホーム:www.wolfssl.jp (English:www.wolfssl.com)