製品
PRODUCTS
私たちwolfSSLは、SSL/TLSライブラリをはじめとした製品を提供しています。リソース制限の厳しい組み込みシステム向けにスピード、サイズ、移植性、機能、および標準準拠にこだわり、製品を開発しています。
オープンソースと商用のデュアルライセンスにより、研究目的から商用利用まで多様なニーズにお使いいただけます。
wolfSSL Japan合同会社では日本国内に技術サポートセンターを持ち、専任スタッフによるきめ細かなサポートサービスを提供しています。お問い合わせはメールもしくは050-3698-1916までお電話ください。
車載HSMの統合を容易にするフレームワーク
プロセッサチップのHSM専用コアは堅牢なセキュリティが容易に実現できる一方で、プロセッサの提供する暗号アルゴリズムなどの機能が限定されてしまうという課題もあります。wolfHSMは、このようなチップの提供する基本的な機能にwolfCryptによるソフトウェア暗号処理を融合することで、チップのオリジナルの機能にロックインされることなく、必要に応じて暗号アルゴリズム機能を拡張可能にするためのフレームワークです。
SSL / TLSライブラリ
TLSレイヤーだけにフォーカスし、TLS1.3やDTLS1.3など業界標準プロトコルにいち早く対応。ほぼすべてのTCPレイヤー製品、汎用OS、RTOS、非RTOS環境をサポート。コンフィグレーション機能により、必要機能だけに絞り込んで製品組込み向けとして最小のフットプリントサイズを実現することができます。
暗号エンジン
軽量暗号ライブラリ。wolfSSL/wolfSSHなどと連携する一方、カスタムプロトコル開発、データ保護などの基盤ライブラリとしても利用できます。インターネットプロトコルに必要とされる標準アルゴリズムに加えて、ChaCha/Poly、Curve/Ed25519/448、耐量子暗号など最新の暗号アルゴリズムを提供。各社暗号エンジン、HSM、セキュアエレメントなどをサポートします。
wolfCryptをベースとした米国の連邦情報処理規格FIPS140-3取得向けの暗号ライブラリ。TLS1.3、SSH v2などで必要とされる暗号アルゴリズム、スキームに対して、すでに取得実績のある(認証 #2425、#3389、#4718)対応バージョンで迅速な認証取得をサポートします。
TPMライブラリ
TPM 2.0に準拠したデバイスインタフェース、統一されたIOコールバックを提供。外部依存がなくリソース使用量が少ないコンパクトなコードにより高い移植性を実現します。
MQTTライブラリ
MQTT v 3.1.1/5.0対応のPub/Sub型のクライアントライブラリ。wolfSSLライブラリと連携しMQTTSを提供。各社クラウドサービスによるブローカとのインターオペラビリティをサポート。MQTT-SN対応。
SSHライブラリ
組み込み機器にモニター機能、コンソール機能、ファイル/データ転送機能などを追加します。wolfCryptと連携してSSHv2サーバー、クライアントの両方をサポート。SFTP、SCPなどの関連プロトコルも提供します。
セキュアブートローダー
安全なファームウェアアップデートに必要となる公開鍵署名、検証、イメージの更新処理などをコンパクトにまとめて提供。最小化されたハードウェア依存部であらゆるMCUアーキテクチャへ容易に対応。既存のブートローダーに組み込むことができます。
侵入検知および防止システム
製品組み込み向け IDPS (侵入検知および防止システム) 。動的なルール定義を埋め込み可能なファイヤーウォールエンジン。wolfSSL、wolfMQTT、wolfSSH、アプリケーションなどと連携しネットワークイベントを検出。お客様の製品に侵入検知、防止機能を容易に追加することができます。
データ転送ツール
インターネット開発や運用のさまざまな局面で利用されるcURL/libcurlの商用サポート。tiny-curlはcURLとのAPI互換性を保ちながら、製品組み込み向けにサポートするプロトコルを絞り込み軽量化を実現したコンパクトバージョンのcURLです。
ラッパー
wolfSSL JNIラッパーは、JavaアプリケーションからのwolfSSLの利用を可能にします。TLS1.2とDTLS1.2のTLS/SSL通信機能をJavaアプリケーションから利用するためのインターフェースを提供します。
wolfCrypt JNI and JCE Provider
wolfCrypt JNI and JCE Providerは、wolfCrypt CライブラリJNIラッパーと上位レベルのwolfCrypt JCEプロバイダーを含んでいます。wolfCrypt暗号ライブラリを利用したいJavaデベロッパー向けに、FIPS140-2認証のwolfCryptもサポートしています。
wolfSSL C#ラッパーは、C#アプリケーション開発からのwolfSSLの利用を可能にします。DTLSとTLSの両方のプロトコルをサポートしています。
認証取得向け製品
RTCA DO-178CレベルA認証取得のサポートを開始しました。wolfSSLでは、アビオニクスアプリケーション向けのCOTS (commercial off-the-shelf) ソリューションとして、wolfCrypt DO-178版を提供しています。またwolfCrypt COTS DO-178C認証キットを使用することにより、DO-178CレベルAへの準拠をサポートします。
wolfCryptをベースとした米国の連邦情報処理規格FIPS140-3取得向けの暗号ライブラリ。TLS1.3、SSH v2などで必要とされる暗号アルゴリズム、スキームに対して、すでに取得実績のある(認証 #2425と#3389)対応バージョンで迅速な認証取得をサポートします。