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wolfTPM ポータブルTPM2.0ライブラリ

Trusted Platform Module(TPMまたはISO/IEC 11889)はセキュア暗号プロセッサ、つまり一連の暗号鍵によってハードウェアレベルでの安全性を実現することを目的とした専用マイクロコントローラのための標準規格です。コンピュータプログラム側は、TPMを使用してハードウェアデバイスを認証することができます。これは、各TPMチップの製造時にそれぞれ固有の秘密のRSAキーが焼き込まれているためです。

wolfTPMは組み込み用に設計されたポータブルTPM 2.0用ソフトウェアです。wolfTPMは、C言語で書かれていて、SPIハードウェアインタフェース用は単一のIOコールバックに集約されており、外部依存関係がなく、リソース使用量が少ないコンパクトなコードであることなど、高い移植性を実現しています。

wolfTPMは移植性に優れているため、通常新しいプラットフォームでコンパイルするのは非常に簡単です。ご希望のプラットフォームがサポート対象にない場合、またwolfTPMを移植するにあたりご質問がありましたらwolfSSL(info@wolfssl.jp)までご連絡ください。

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オープンソースの最新版をダウンロードしていただけます。

Version: v4.0.0
Release Date: 04/22/2026
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特徴

  • TPM2.0準拠APIを提供
  • 耐量子暗号のサポート
  • SPDMセキュアセッション(ホスト ↔ TPM)
  • APIの後方互換性
  • 鍵生成、NVメモリ、RSA暗号・復号、ECC署名・検証、ECDHラッパーを利用してwolfSSLと連携
  • Attestation(TPM 2.0 Quote)、証明書署名要求(CSR)、署名付きタイムスタンプの生成(TPM 2.0 GetTime)など、高度なユースケース向けのサンプルを提供
  • Firmware TPM(fTPM)
  • Microsoft WindowsおよびLinuxをネイティブサポート。RTOSアプリケーションまたはファームウェアの一部としても動作可能
  • 長期サービスレベル契約(SLA)を提供

移植性

  • 組み込みシステムでの利用に適したC言語による開発
  • ハードウェアSPIインターフェイスのための単一のIOコールバック
  • 外部依存がない構成
  • コンパクトなコードサイズと少ないメモリー使用量

Firmware TPM (fTPM)
ホストMCU、ソフトコア、またはTrustZoneやSGXなどのセキュアエンクレーブ上で、完全なTPM 2.0スタックをファームウェアとして実行できます。ディスクリートTPM(dTPM)チップは必要ありません。wolfCryptを基盤とし、ベアメタルおよびRTOSターゲットへ移植可能です。リソースに制約のある設計にも導入できる小さなフットプリントを実現しています。wolfSSLのfTPMは、すでに耐量子暗号をサポートしています。

fTPMの詳細:

SPDMセキュアセッション(ホスト ↔ TPM)
DMTF SPDMを使用して、ホストとdTPM間のバス通信を暗号化および認証します。ECDHE(P-384)とPSKの両鍵交換モードに対応し、wolfCryptのAES-256-GCMおよびHMAC-SHA384を使用します。初期対応デバイスはNuvoton NPCT75xおよびNations NS350で、今後さらに多くのベンダーに対応する予定です。

耐量子暗号
新しいTCG TPM 2.0 Library Specification v1.85に準拠するため、ML-KEM(FIPS 203)およびML-DSA(FIPS 204)のサポートをwolfTPMクライアントライブラリとFirmware TPMの両方に追加しています。これは、PQCに対応する最初期のTPM 2.0スタックの1つです。

プラットフォームと開発言語サポート

wolfTPMは移植性に優れているため、新しいプラットフォームで簡単にコンパイルすることができます。もしご希望のプラットフォームがサポートされているオペレーティングの一覧にない場合は、弊社までご連絡ください。

wolfTPMは、Cプログラミング言語での使用をサポートしています。もしサポートされていないプログラミング言語でwolfTPMを使用したい場合は、弊社までお問い合わせください。

商用サポート

wolfTPMには3つのサポートパッケージがあり、ニーズによって最適なサポートを選択することができます。詳細に関してはサポートページをご覧ください。

特長

  • TPM2.0準拠APIを提供
  • SPI経由でのTPMインターフェース仕様(TIS)を利用
  • 様々なプラットフォームへの移植が容易
    • 組み込みシステムでの利用に適したC言語による
    • ハードウェアSPIインターフェイスのための単一のIOコールバック
    • 外部依存がない構成
    • コンパクトなコードサイズと少ないメモリー使用量
  • Raspberry PiとST32(CubeMX)のサンプルコード
  • TPM2 APIを使ったサンプルコード
  • 鍵生成、RSA暗号・復号、ECC署名・検証、ECDHラッパーによるwolfSSLとの連携
  • 検証済みTPM2.0モジュール
    • Infineon OPTIGA SLB9670/SLB9672
    • Raspberry PiのLets Trust TPM
    • STMicro STSAFE-TPM ST33TPHF2XSPI/2XI2C、ST33KTPM2X
    • Microchip ATTPM20
    • Nuvoton NPCT65X、NPCT75x
    • NSING Technologies NS350、Z32H330TC

サポートチップメーカー

サポートオペレーティング環境

  • Raspberry Pi (Linux)、MMIO、STM32、Atmel ASF、Xilinx、QNX Infineon TriCore、NSING Technologies、Barebox のプラットフォーム

  • Microsoft Windows および Linux のネイティブ サポート
  • wolfTPMを他の環境でお使いになりたい場合は、弊社までご連絡ください。