wolfSSLがそのご要望にお応えできるかも知れません。
ネットワークセキュリティを専門とするwolfSSLは、組み込みシステム向けに特化したソフトウェアライブラリの開発、販売、およびサポートを行っています。
2004年の創業以来、世界各国で2,000社を超えるOEMカスタマーに採用され、2010年代後半からは航空宇宙分野のカスタマーも増えてきています。国内外の政府の航空宇宙機関、民間の航空宇宙企業が商用版のwolfSSL製品を使用し、セキュア通信、ストレージ内データの暗号化、ファームウェア更新などを実現しています。
セキュア通信には:
TLSを用いたセキュア通信には、wolfSSLライブラリを提供しています。処理スピードやメモリーなど、リソースに制限がある組み込みシステムやDeos、ITRONなどのRTOS向けに、C言語で開発した小型のライブラリです。業界標準の最新TLS1.3とDTLS1.3までをサポートし、SFTP、SCP、MQTT、またハードウェア暗号やTPM、HSMにも対応可能です。
商用ライセンスおよびサポートをご契約のビジネスカスタマーには、年に数度の商用版アップデート、また脆弱性対応が必要になった場合には追加でセキュリティパッチを提供します。技術サポートはwolfSSL Japanサポートセンターの専任エンジニアが対応いたします。サポート対象外の環境へのポーティングなどもご相談ください。
暗号化には:
データの暗号化には、wolfSSLの暗号エンジン部分を担うwolfCryptがあります。C言語による高いポータビリティを実現する軽量の暗号ライブラリで、業界固有プロトコルの実現、ストレージ暗号化、安全なドキュメント交換、ファームウェア更新のための署名検証アルゴリズムに単体の暗号ライブラリとしても広く使われています。また米国連邦標準規格FIPS 140-2の認証取得では多くの経験があり、最新FIPS 140-3認証は現在承認待ちリスト(Module in Process List)に入っています。航空宇宙ではRTCA DO-178CレベルA認証をサポートしています。
ファームウェア更新には:
悪意のあるファームウェアの改ざん、デバイスの制御、データの不正取得などの攻撃からデバイスを保護するために、wolfBootを用意しています。OS非依存の安全なブートローダーソリューションで、ファームウェア認証のためにwolfCrypt暗号エンジンを利用し、ファームウェア更新のメカニズムを提供します。セキュアなプロトコルなどと組み合わせることで、OTA (Over the Air) のようなファームウェアアップデートソリューションも実現可能です。wolfBootでデバイスの安全を守りましょう。
ご評価用にオープンソース版をご用意しています
wolfSSL社製品のほとんどは、商用ライセンス購入前にオープンソース版でじっくり評価を行っていただくことができます。リソース制限の厳しい環境下などで使用をご検討の際は、ぜひ一度実際にお試しください。
評価用オープンソース版ソフトウェアはこちらからダウンロードしていただけます。
たとえばwolfSSLライブラリでしたら、「ステップ2: ダウンロードファイルの選択」で、最初のオプション(wolfssl-N.N.N(バージョン番号).zip)を選択してください。
(wolfCrypt 暗号化エンジンのみをご検討の場合も、こちらを選択してください。wolfCryptはwolfSSLパッケージに含まれています。)
評価中の技術的課題、質問などにもお答えいたします
info@wolfssl.jpまでお気軽にお問い合わせください。
wolfSSL Japan合同会社 技術サポートセンターより連絡させていただきます。
具体的なご案件に関するご相談も、お気軽にメールでお問い合わせください。
Web会議での説明も承っております。
こちらのリンクもご参照ください
お探しの情報が見つからない場合は、お気軽にメールでお問い合わせください。
wolfSSL Inc.について
米国ワシントン州エドモンズに本社を持つwolfSSL Inc.は、組み込みシステム向けに軽量なセキュリティライブラリを提供しています。社名と同名のSSL/TLSライブラリであるwolfSSLを主力製品とし、スピード、サイズ、移植性、機能、標準への準拠にこだわり、自社の専門エンジニアが開発、サポート、コンサルティングを行っています。
米国連邦標準規格FIPS 140-2の認証取得では多くの経験があり、最新FIPS 140-3認証取得も進めています。航空宇宙ではRTCA DO-178CレベルA認証、車載向けではMISRA-Cをサポートします。