適用分野

スマート工場

従来工場内に閉じていたネットワークは、パブリック上のクラウドサーバと直接接続する機会が増えてきています。工場内のさまざまな機器からクラウドサーバへの直接アクセスを可能にするインターネット標準プロトコルTLS。最小のインパクトで機器側の既存通信機能にセキュリティ層を追加します。安全なコンソール、ファイル転送機能も実現します。

病院:検査機器

病院内ネットワークに多数の機器、PCなどが接続されセキュリティの見直しに貢献しています。診療、検査機器のプロトコルにセキュリティ層を追加。wolfCrypt暗号アルゴリズムライブラリによるPC上の連携アプリケーション、ファイルデータの秘匿化も実現します。機能、性能とともに、医療機器に要求される長期間安定した製品提供、商用サポートも重要なポイントです。

車載機器:

サーバとの接続が当たり前になりつつあるコネクテッドカー。安全な接続、秘匿性とともにデバイス・アイデンティティの検証もセキュリティ強化のポイントです。

車両の各部の制御を担当する様々なECU。ますます複雑化するそれぞれのECUファームウェアの長期にわたる安全な更新を実現することは重要な課題となっています。そこでは、wolfCryptによる信頼できる暗号アルゴリズムライブラリが活躍しています。

電力:スマードグリッド

インターネットプロトコルだけではなく様々な業界固有プロトコルでもセキュリティ層のプロトコルとしてTLSが採用されています。IEC準拠の電力系統の運用管理プロトコルのセキュリティ層 もwolfSSLで実現。wolfSSLの組み込み向けに特化した小型軽量の特徴を生かして、末端の小型組み込み機器上にセキュリティ層を追加しました。

ペンタブレット

TLSはトランスポート層を限定しません。タブレット・PC間のUSB通信のセキュリティにも適用できます。メッセージ秘匿性とともに、TLSによる相互認証機能で機器の正当性検証を行い、なりすまし機器による攻撃リスクを回避します。

オフィス機器

Webサーバとして各種機能、各種クラウドサービスとの連携、wi-fi接続などオフィス機器は多彩なネットワークプロトコルを提供します。wolfSSLのサードベンダーソフトウェアとの高い親和性を活かして、さまざまなサービス機能にセキュリティプロトコルを提供します。

(画像はすべてイメージです)