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wolfTPM ポータブルTPM2.0ライブラリ

Trusted Platform Module(TPMまたはISO/IEC 11889)はセキュア暗号プロセッサ、つまり一連の暗号鍵によってハードウェアレベルでの安全性を実現することを目的とした専用マイクロコントローラのための標準規格です。コンピュータプログラム側は、TPMを使用してハードウェアデバイスを認証することができます。これは、各TPMチップの製造時にそれぞれ固有の秘密のRSAキーが焼き込まれているためです。

wolfTPMは組み込み用に設計されたポータブルTPM 2.0用ソフトウェアです。wolfTPMは、C言語で書かれていて、SPIハードウェアインタフェース用は単一のIOコールバックに集約されており、外部依存関係がなく、リソース使用量が少ないコンパクトなコードであることなど、高い移植性を実現しています。

wolfTPMは移植性に優れているため、通常新しいプラットフォームでコンパイルするのは非常に簡単です。ご希望のプラットフォームがサポート対象にない場合、またwolfTPMを移植するにあたりご質問がありましたらwolfSSL(info@wolfssl.jp)までご連絡ください。

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オープンソースの最新版をダウンロードしていただけます。

Version: 3.6.0
Release Date: 11/05/2024
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特徴

  • TPM2.0準拠APIを提供
  • SPI経由でのTPMインターフェース仕様(TIS)を利用
  • 鍵生成、RSA暗号・復号、ECC署名・検証、ECDHラッパーを利用してwolfSSLと連携
  • TLS上でハードウェア的にセキュアな認証機能を実現

移植性

  • 組み込みシステムでの利用に適したC言語による開発
  • ハードウェアSPIインターフェイスのための単一のIOコールバック
  • 外部依存がない構成
  • コンパクトなコードサイズと少ないメモリー使用量

移植性

  • 組み込みシステムでの利用に適したC言語による開発
  • ハードウェアSPIインターフェイスのための単一のIOコールバック
  • 外部依存がない構成
  • コンパクトなコードサイズと少ないメモリー使用量

プラットフォームと開発言語サポート

wolfTPMは移植性に優れているため、新しいプラットフォームで簡単にコンパイルすることができます。もしご希望のプラットフォームがサポートされているオペレーティングの一覧にない場合は、弊社までご連絡ください。

wolfTPMは、Cプログラミング言語での使用をサポートしています。もしサポートされていないプログラミング言語でwolfTPMを使用したい場合は、弊社までお問い合わせください。

商用サポート

wolfTPMには3つのサポートパッケージがあり、ニーズによって最適なサポートを選択することができます。詳細に関してはサポートページをご覧ください。

特長

  • TPM2.0準拠APIを提供
  • SPI経由でのTPMインターフェース仕様(TIS)を利用
  • 様々なプラットフォームへの移植が容易
    • 組み込みシステムでの利用に適したC言語による
    • ハードウェアSPIインターフェイスのための単一のIOコールバック
    • 外部依存がない構成
    • コンパクトなコードサイズと少ないメモリー使用量
  • Raspberry PiとST32(CubeMX)のサンプルコード
  • TPM2 APIを使ったサンプルコード
  • 鍵生成、RSA暗号・復号、ECC署名・検証、ECDHラッパーによるwolfSSLとの連携
  • Infineon OPTIGA SLB9670モジュールとRaspberry PiのLets Trust TPMで検証済み

サポートチップメーカー

サポートオペレーティング環境

  • Raspberry Pi,STM32
  • wolfTPMを他の環境でお使いになりたい場合は、弊社までご連絡ください。