製品
PRODUCTS
wolfGuard FIPS 140-3 対応 WireGuard
wolfGuard は、wolfCrypt の FIPS 140-3 認証対応の暗号モジュールを用いて構築された、FIPS 準拠の WireGuard VPN のリファクタリング版です。Linux カーネル実装と WireGuard Go ユーザースペース版の両方に対応しています。wolfGuard は既存の WireGuard 環境に影響を与えずに置き換え、そのままお客さまのOE(Operating Environmment)上でFIPS認証を取得することができるので、WireGuard のシンプルさと高いパフォーマンスを維持しつつ、連邦政府や規制業界の要件を満たすセキュリティを追加します。アーキテクチャの変更を必要とせず、従来の WireGuard と同じシステム上で共存させることも可能です。
wolfGuard に関するご質問や詳細情報は、info@wolfssl.jp までお問い合わせください。
特徴
- wolfCrypt による FIPS140-3認証取得済み暗号
- 置き換え可能 – アーキテクチャや利用方法の変更は不要
- 従来の WireGuard と同一システム上で共存可能
- ハードウェアアクセラレーションによる性能向上(AES-GCM + SHA-256他)
- wolfGuard Linux(wolfSSL カーネルモジュール経由)
- wolfGuard Go(wolfSSL の Go バインディング go-wolfssl 経由)
- 商用サポートおよび wolfSSL の専門知識
- 従来の WireGuard が動作する環境であればどこでも実行可能
機能
- FIPS 承認取得対応のアルゴリズムを使用した安全なトンネリングサービス
- カーネルおよびユーザースペースの両方に対応
- FIPS 140-3、FedRAMP、CMMC 2.0 準拠
- 認証付き・暗号化されたリモートアクセス
- アルゴリズムの置換
- Curve25519 → SECP256R1
- XChaCHa20-Poly1305 → AES-256-GCM
- Blake2s → SHA-256
- Blake2s-HMAC →SHA-256-HMAC
- SipHash → SHA-256
- ChaCha20-DRBG → SHA-256 Hash-DRBG