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# イベント情報
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EdgeTech+出展とwolfSSLプライベートセミナー2023
2023年11月15日(水)~17日(金)、パシフィコ横浜
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wolfSSLはEdgeTech+ 2023にブース出展いたします(ブース番号:A-W15)。また同会場会議室において、wolfSSLプライベートセミナーを開催します。日米のwolfSSLエンジニアが直接会場で説明するセミナーは実に4年ぶりとなります。
セミナーは2日間で6つご用意しました。ご興味のあるセミナーだけでも、2日間通しでも、事前申し込み(無料)の上、ぜひお気軽にご参加ください!
== 詳細はこちら ==
会場:
パシフィコ横浜 会議センター 4階 413会議室
スケジュール:
11月15日(水)
10:30-11:30 1. 一時間で巡るIoTセキュリティプロトコル・ツアー
13:00-14:00 2. wolfSSLが提供する安全なファームウェア更新
14:30-15:30 3. 民間航空機で求められるDO-178Cのサポート
11月16日(木)
10:30-11:30 4. 最新FIPS 140-3
13:00-14:00 5. はじめてのwolfMQTT: MQTTの利点・注意点から実装まで
14:30-15:30 6. ポスト量子暗号(PQC)の最新情報
事前申し込み |
各セミナー詳細:
11月15日(水)10:30-11:30
1. 一時間で巡るIoTセキュリティプロトコル・ツアー
スピーカー:wolfSSL Japan 技術統括 古城隆
本格的IoTシステムの実現に欠かせないネットワークセキュリティ。そこでは、目的に応じてさまざまなセキュリティプロトコルを活用する必要が出てきます。
本セミナーでは、シンプルで汎用性の高いTLSメッセージプロトコルをはじめ、SSH/SFTPによるコンソールプロトコルやファイル転送のセキュア化、MQTTによるメッセージキューなど、IoTに使用されるさまざまなプロトコルのセキュア化について紹介します。
それぞれのプロトコル導入のセキュリティから見た勘所、実際に技術評価のための手順をデモを交えて説明します。
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11月15日(水)13:00-14:00
2. wolfSSLが提供する安全なファームウェア更新
スピーカー:wolfSSL Japan ソフトウェアエンジニア 宮崎秀樹
wolfSSLではこれまで培った暗号化、セキュリティへの知見をベースに、複雑化が進むファームウェア更新の機能のうち、安全性の部分だけにフォーカスし製品を提供しています。
組み込み向け暗号ライブラリwolfCryptによるコンパクトな公開鍵署名検証、セキュアブートローダーライブラリwolfBootが実現するアーキテクチャに依存しないイメージスワップや状態管理、またハードウェアセキュリティへの対応、OTAへの拡張についてもカバーします。
ルネサス社製 MCU を使用し、デモも実施します。
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11月15日(水)14:30-15:30
3. 民間航空機で求められるDO-178Cのサポート
スピーカー:wolfSSL Inc. Global Engineering Manager Chris Conlon
民間航空機に搭載される電子機器(アビオニクス)は、暗号化、セキュア ブート、セキュアファームウェア更新などの強力なソフトウェア基盤に基づいて構築されています。アビオニクスソフトウェアには DO-178C などの認定が必要になることが多く、これらすべてを統合するソリューションを見つけるのは簡単ではありません。
wolfSSLが提供するwolfCrypt COTS DO-178C認証キットは、商用オフザシェルフ製品として、民間航空機に搭載される電子機器用にセキュアブートおよび安全なファームウェア更新の適切な暗号基盤を提供し、RTCA DO-178CレベルA認証取得をサポートします。
本セミナーは英語と日本語の逐次通訳で実施します。
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11月16日(木)10:30-11:30
4. 最新FIPS 140-3
スピーカー:wolfSSL Japan 技術統括 古城隆
FIPS140は暗号化モジュールの安全性、機密性に関する要件を定める米国政府機関のNISTが制定した標準規格です。これまで長くFIPS140-2バージョンが使われてきましたが、2019年にFIPS140-3が承認され、2026年にはFIPS140-3認証に完全に移行します。
wolfSSLは、長年の140-2の認証取得サポートの経験と実績をベースに、FIPS 140-3認証開始直後からwolfCryptの認証取得を推進しています。
本セミナーでは、FIPS認証取得のプロセス、お客様の準備事項からwolfSSLのサポートする認証取得プロセスまでを具体的に解説します。
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11月16日(木)13:00-14:00
5. はじめてのwolfMQTT: MQTTの利点・注意点から実装まで
スピーカー:wolfSSL Japan ソフトウェアエンジニア 松尾卓幸
IoT向けのパブリッシュ&サブスクライブ型の軽量プロトコルとして知られるMQTTですが、IoTではMQTTプロトコルがなぜ必要になったのか、MQTTプロトコルの概要と利点・注意点をまとめます。
後半にはwolfSSLが開発したwolfMQTTクライアントについて、サポートするMQTTの仕様、アーキテクチャ、設定とビルドプロセスなどについて、デモを交えて紹介します。
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11月16日(木)14:30-15:30
6. ポスト量子暗号(PQC)の最新情報
スピーカー:wolfSSL Inc. Global Engineering Manager Chris Conlon
量子コンピューティングの時代にもセキュリティを確保できるポスト量子暗号が求められています。米NISTでは昨年ラウンド3のアルゴリズムについて標準化を開始。それと並行して、さらなるアルゴリズムの改善のためのラウンドが進行中で、新しいアルゴリズムの提案、検討も進んでいます。一方、IETFでもそれらアルゴリズムのインターネットプロトコルへの適用について標準化が進められています。
これまでwolfSSLではNTRUの統合からスタートし、liboqs と pqm4 を使用したポスト量子アルゴリズムのサポート、また独自の実装にも取り組んできています。
本セミナーでは、wolfSSLがこれまで綿密に追跡してきたポスト量子暗号の最新動向、wolfSSLでの取り組みの詳細、重点を置くアルゴリズム、セキュアブートやセキュアファームウェア更新など高レベルのセキュリティ製品でPQCを使用する方法について説明します。また私たちが参加するNIST NCCoE (National Cybersecurity Center of Excellence) の ポスト量子暗号への移行プロジェクトについてもお伝えします。
本セミナーは英語と日本語の逐次通訳で実施します。
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