会社概要

wolfSSL Inc.は、スピード、サイズ、移植性、機能、標準への準拠にこだわった組み込み向けセキュリティライブラリを提供するネットワークセキュリティ専門ベンダーです。セキュリティライブラリを製品として提供するほか、技術サポートやコンサルティングも行っています。

自社の専門エンジニアが独自開発したSSL/TLS製品と暗号ライブラリは、政府機関、自動車、航空宇宙などの高度なセキュリティデザインをサポートします。航空宇宙ではRTCA DO-178CレベルA認証、車載向けではMISRA-Cをサポートしており、2004年の創業以来世界各国で2,000社を超えるカスタマーに採用されています。

また、2024年7月にはwolfCrypt暗号ライブラリが世界初のSP800-140Br1準拠のFIPS 140-3認証を取得しました。お客様へのFIPS 140-3認証取得代行サービスも提供しており、10年の経験と多くの実績があります。

wolfSSL Inc.は米国ワシントン州シアトルに本社を置き、モンタナ州ボーズマン、オレゴン州ポートランドなどに拠点があります。
wolfSSL Japan合同会社の技術サポートセンターでは、日本人専任スタッフによるサポートサービス、カスタマイズサービスなどを提供しています。

wolfSSL会社情報

wolfSSL Inc. 本社所在地:Edmonds Way, Suite C-300, Edmonds, WA 98020 USA
代表者:Larry Stefonic
設立:2004
wolfSSL Japan合同会社 本社所在地:〒108-6028 東京都港区港南2-15-1 品川インターシティA棟28F
代表者:須賀 葉子
設立:2018年
事業内容 ネットワークセキュリティと関連ソフトウェアテクノジーの開発、提供、サポート
特徴 ライセンスモデルとして、無償のオープンソースと有償商用ライセンスのデュアルライセンスを特徴としています。オープンソース版によりお客様に十分な技術検討の機会を提供する一方、商用版ライセンス、サポートにより長期安定した技術開発の提供、高い専門性を持つ技術者による製品・技術開発の継続性を実現します。

(PDF版のwolfSSL会社案内はこちらからダウンロードできます)

製品の生い立ち

wolfSSLの生い立ちは2004年に遡ります。当時、Larry StefonicとTodd Ouskaの二人は、オープンソース、デュアルライセンスの組み込みシステム向けSSLライブラリで利用できるものが他に存在しないことに気がつきました。そのころOpenSSLは利用可能でしたが、多くのOpenSSLユーザは移植性のよい、もっと軽量高速で、明確な商用ライセンスの下に利用可能なもの、また近代的なAPI、商用形式の開発者のサポートを求めていました。

このような市場ニーズのもとに、OpenSSL互換レイヤーを備えたwolfSSLが誕生しました。wolfSSLの最初の主要なユーザは、世界的に人気の高かったオープンソースデータベースのMySQLでした。MySQL、OpenWRT、Mongoose、cURL、そしてUbuntuなどの人気の高いオープンソースプロジェクトへのバンドルを通じ、wolfSSLは極めて幅広いディストリビューションにより多くの適用ユーザがいます。現在は、20億を超える接続がwolfSSLによって安全に繋がれています。

採用情報

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