【wolfSSLニュース】国際航空宇宙展、セミナー開催、TLS 1.0/1.1のサポート廃止[2024年10月号]

/* 今回のトピックス */

# 製品とサービス
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OpenSSLユーザのFIPS対応、wolfProvider 1.0.1をリリース

wolfProviderを使用することで、OpenSSLの暗号アルゴリズムをそのままwolfCrypt暗号エンジンに置き換えることが可能です。wolfCryptを使用することで、FIPS 140-3認証取得を円滑に進めることができます。詳細はこちら

wolfSSLにおけるTLS 1.0/1.1サポートの廃止と削除

wolfSSLは品質管理の一環として、安全でない非推奨のTLS 1.0/1.1のサポート終了を計画しています。詳細はこちら

RSA暗号鍵長のデフォルト最小値を2048ビットに強化

セキュリティ業界のベストプラクティスに基づき、wolfSSLもデフォルトの鍵サイズの最小値を2048ビットに変更することを決定しました。これはNISTの推奨事項でもあります。詳細はこちら

マクロ WOLFSSL_MAX_ALT_NAMES のデフォルト値変更

DoS攻撃の影響を抑えるため、SAN(Subject Alternative Names)の最大数をデフォルトで128に制限する新マクロWOLFSSL_MAX_ALT_NAMESを導入しましたが、128を超えたSANを持つ証明書の存在が明らかになり、デフォルト値を1024に変更しました。詳細はこちら

# 技術記事

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耐量子暗号アルゴリズムML-KEM及びML-DSAのサポート

正式標準化されたアルゴリズムを整理しました。詳細はこちら

wolfSSHがregreSSHionの影響を受けない理由

OpenSSHのsshdサーバアプリケーションの脆弱性(regreSSHion)は、攻撃者にシグナルハンドラの競合状態を悪用した任意のコード実行を許してしまいます。OpenSSHのポートやフォークではないwolfSSHは、この影響を受けません。詳細はこちら

wolfSSHはX509によるユーザ認証もサポート

wolfSSHでは、公開鍵の代わりにX.509証明書を利用することができます。CRLやOCSPによる検証にも対応しています。詳細はこちら

AzureがTLS 1.0/1.1のサポートを今月で終了

セキュリティ性能が低いTLS 1.0/1.1は、速やかにTLS 1.2/1.3へ移行する必要があります。詳細はこちら

# イベント情報
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(1) 2024 国際航空宇宙展 出展のご案内

2024年10月16日(水)〜18日(金) 東京ビッグサイト

航空宇宙分野のお客様へはRTCA DO-178CレベルA認証をサポートし、アビオニクスのインターネット接続アプリケーション用にwolfCrypt DO-178C版を提供しています。展示ホールのwolfSSLブース(W1-051)でお待ちしています。通常の弊社製品もご紹介します。詳細はこちら

(2) wolfSSL プライベートセミナー2024秋 開催のご案内

2024年11月7日(木)、品川プリンスホテル Nタワー5階

TLSをまだ触ったことのないエンジニア向けの講座から、耐量子暗号(PQC)、セキュアブート、HSM、FIPS140-3認証まで、1日で気軽に学べるセミナーです。事前登録制、参加無料です。詳細はこちら

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