製品
PRODUCTS
wolfSSH 軽量SSHライブラリ
wolfSSHライブラリは、ANSI Cで書かれた軽量のSSHv2サーバー、クライアントライブラリです。SFTP、SCPなどの関連プロトコルも含んでいます。
wolfSSHはサイズや速度、機能が小さいため、組み込みやRTOSなどリソース制約のある環境での使用に適しています。出荷数によるライセンス料の増減のないワンタイムの商用ライセンス体系とクロスプラットフォーム対応、また標準的なオペレーティング環境でも多く使用されています。業界標準のSSH v2をサポートし、NIST P521、Curve25519などを含む楕円曲線暗号のサポートなど先進的な暗号を提供します。
wolfSSHはwolfCryptライブラリを利用しています。wolfCrypt暗号ライブラリは FIPS 140-3認証 (認証番号 #4718)を受けています。詳しい情報は wolfCrypt FIPS版をご参照いただくか、 info@wolfssl.jpまでお問い合わせください。
特徴
- SSH v2.0サーバーサポート
- SCPとSFTPをサポート
- wolfCrypt暗号ライブラリ使用
- wolfSSLによる技術サポート
軽量さ
- 小さなフットプリントサイズ
- 少ないランタイムメモリー使用
移植性
- 多数のサポートプラットフォーム
- wolfCryptの持つ移植性の高さとハードウェア暗号サポートのメリット
プラットフォームと言語サポート
wolfSSHはポータビリティ性に優れているため、新しいプラットフォームで容易にビルドすることができます。もし、下のサポートOSリストにないOSでビルドしたい場合はこちらまでお問い合わせください。
また、wolfSSHはメインのインターフェースとしてC言語をサポートしていますが、他の現在サポートされていない言語でwolfSSHを利用されたい場合は こちらまでお問い合わせください。
ハードウェア暗号化/アクセラレーション
wolfSSHはwolfCryptを利用しているため、wolfCryptがサポートする、ハードウェア暗号化/アクセラレーションを備えたすべてのプラットフォームでご利用いただけます。ハードウェア暗号化サポート対象のプラットフォームのリストは、こちらをご参照ください。
特長
- SSH v2.0 (サーバー)
- SFTP, SCPなど関連プロトコルのサポート
- 最小フットプリントサイズ 33kB
- 設定受信バッファを含まないランタイムメモリ使用量 1.4-2kB
- ハッシュ関数:SHA-1、SHA-2(SHA-256、SHA-384、SHA-512)、BLAKE2b
- ブロック、ストリーム、および認証された暗号:AES(CBC、CTR、GCM、CCM)、Camellia
- 公開鍵オプション:RSA、DH、EDH、NTRU
- ECCサポート(ECDHおよびECDSA:NISTP256、NISTP384、NISTP521)
- Curve25519およびEd25519
- クライアント認証サポート(RSA鍵、パスワード)
- SCPサポート
- SFTPサポート
- ポートフォワーディングサポート(クライアント側)
- シンプルなAPI
- PEMとDER形式の証明書サポート
- ハードウェア暗号サポート: Intel AES-NI Intel AVX1/2, RDRAND, RDSEED, Cavium NITROX, STM32F2/F4 ハードウェア暗号機能, Freescale CAU / mmCAU / SEC, Microchip PIC32MZでのMPLAB Harmony
- エコーサーバー機能
- WindowsでのSSHの使用を簡素化するMS Visual Studioソリューションを包含
- 相互運用性のテスト:
OpenSSH、Tera term、PuTTY、Dropbear、Firezilla、BitVise
サポートチップメーカー
- wolfSSHは、ARM, Intel, mbedの各種MPU、Renesas(RA/RX/RZ)、NXP/Freescale, Microchip (PIC32)/Atmel, STMicro (STM32F/Lシリーズ), Analog Devices, Texas Instrumentsなどのメーカーのチップをサポートしております。
- wolfSSHを他のチップセットでお使いになりたい場合は、弊社までご連絡ください。
サポートオペレーティングシステム
- Win32/64, Linux, Mac OS X, Solaris, ThreadX, VxWorks, FreeBSD, NetBSD, OpenBSD, embedded Linux, Yocto, OpenEmbedded, WinCE, Haiku, OpenWRT, iPhone (iOS), Android, Nintendo Wii and Gamecube through DevKitPro, QNX, MontaVista, NonStop, TRON/ITRON/µITRON, Micrium's µC/OS, FreeRTOS, SafeRTOS, Freescale MQX, Nucleus, TinyOS, HP/UX, ARC MQX, TI-RTOS, uTasker, embOS, PIC32, PikeOS
- 他のOSでwolfSSHを利用されたい場合はサポートさせていただきますので弊社までご連絡ください。
ドキュメンテーション: